こんにちは。
催眠を心理学で科学する、「催眠心理学」、
神戸ヒプノセラピー、ベレッツアの高橋です。
さて、この度、とても素敵な話しに出会いました。この話を、あなたにしたくて、いま、とてもうずうずしています。
どんな話かというと、今回の表題にも書いてある通り、
「5秒の法則」。
普通は、やる気がない時って、どんなことをしても、体が動かないですよね。でも、この5秒の法則はやる気が出ないときにも行動できるようになる魔法の方法なのです。
そんな魔法の方法、ちょっと気になりませんか?
そんな「5秒の法則」、あなたに届けてみようと思い立ったから、気持ちがとてもうずうずしているのです。なぜなら、「5秒の法則」はとても科学的で、とても神秘的、そしてとても効果的な方法だから。
それでは、前置きはこれくらいにして、「5秒の法則」をお伝えしましょう。
やる気がない時にやる気を出す方法
やる気がない時にやる気を出す方法は世の中によく出まわっています。たとえば、”YES!YES!YES!”と叫び続ける方法。
これは、自分の身体と脳の感情を変えてやる気を出していく方法で、ボクサーやレスラーなどが自分のやる気を出すためによくやっていますよね。
また、円陣を組んで一斉に大声で「よし」とか掛け声をかけて気合を入れる方法。試合に臨む野球部なんかもやっている、「やる気を出す方法」です。
他にも
- リラックスしてやる気を出す「瞑想」
- 少しづつ目標を立ててやってみるスイスチーズの法則、
- 友人などにやることを宣言して自分を追い込み奮い立たせる方法、
このように、やる気が出ないときにやる気を出す方法ってとても一般的で出回っていてよくある方法です。
また、やる気を出すための変わった方法として、「やらない」という方法もあります。
例えば、
- うつになるほどの仕事をしなくても、
- 学校に行かなくても、
- 友達付き合いをしなくても、
人生には影響はありません。そんなしがらみをすべて投げ捨てて、人生の束縛から解放されるという方法ですね。
他にも、あげていくときりがないほど、いろいろな方法があるのですが、今回あなたにご紹介したい方法は、はやる気が出ないときに、実際に行動できるようになる、
「5秒の法則」
です。
やる気がないのに行動できるって、すごくないですか?実は、この方法、メル・ロビンズという人が本で紹介した「5秒の法則(原題:the 5 seconds rule)」です。
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この本の中で紹介されている、やる気が出ないときにも行動できる、そんな方法をあなたにお伝えしたい。そんな思いから、今回の記事を書くことにしました。
やりたくないときに行動できる「5秒の法則」
やりたくないんだけどやらないといけないことや、やりたいんだけどまだ出来ていないことってありませんか?
- 早起きしようと思っても起きられない。
- 勉強しようと思ってもできない。
- ダイエットしたいんだけど…。
- 友だちや親に電話したいんだけどできない
- 得意先で連絡をしなければいけないけどなかなかできない。
- やりたいことがあっても、できない、
- こうなりたいけど、なれない。
- そうすればいいのは分かっているんだけど…。
こんな言葉、多くの人が考えること。そしていたるところで話しているから、あちらこちらでよく聞きます。
私自身、このような理由で、やるべきことを先延ばしにしたり、しなければならないことをせずに諦めたりすることがよくあります。
ですが、「したくないと言って行動しないこと」それを打破できるのが、
「5秒の法則」。
- やってみたいことを実現できる。
- 長年の念願だったやりたいことができる。
- 夢が夢で終わらず、現実になる。
自分の将来のビジョン、心の中からやりたいことをやって生きていきたいというビジョンが夢で終わらないのです。
- 音楽をやっていて発表会をやりたい
- 初めてブログをやってみたい
- 動画を始めてアップしてみたい
と言うような未来に向けたあなた自身のビジョンです。そんなあなたの将来の人生を見据えたビジョンを現実にするのがこの5秒の法則。
5秒の法則、とても素晴らしい方法ですよね。
では、そのルールをご紹介しましょう。
「5秒の法則」とは
さて、それでは、5秒の法則とはどんなもので、どうしたらできるようになるか、具体的に説明してみましょう。
簡単に言うと5秒の法則とは、
「やろう、やりたいと思った瞬間から5秒以内に実行する」
ということ。つまり、しないといけなことが見つかったら、
「5,4,3,2,1、GO!」
で実行する、ということです。
簡単ですよね。
5秒の法則が5秒である理由
何故5秒かというと、
5秒以上時間がたってしまうと、あなたの頭の中で勝手に、あなたが行動しない、つまり、やらない言い訳を考えてしまうからなのです。
- しっぱいしたらどうしよう。
- 失敗しそうでやるのが怖い。
- やりたいことだけど、こんなことをしたら笑われるのでは…?
- 自分がしたいと思っている事って現実的ではない。
やろうと思った時には、ありとあらゆる「やらない言い訳」が、まるで、温泉の湯気のようにあなたの頭の中にモクモクとわいてくるのです。
でも、これでは全然、前に進む事ができません。だから、自分で前に進むときに邪魔になる壁を作りあげてしまう前に、いっその事、前に進んでしまおうという手法が「5秒の法則」。
これは、認知行動療法の原理にも合致しています。(※認知行動療法とは → こちら)
細かい理屈はリンク先の別記事に任せるとして、本題の「5秒の法則」に話しを戻しましょう。
このように、言い訳ができる前に動いてしまったら「できるようになる」はずですよね。実際、動いているのですから。
やらない理由を考えてしまうのには、理由があります。
そのやらない理由をつくることはあなたの脳があなたを守ろうとしているということ。やらない言い訳は自分を守る手段なのです。
どういうことかというと、やってしまうことはとても危ないことで、リスクを伴います。
だって、失敗する可能性があるじゃないですか。失敗すると、どうしても自分が傷ついてしまいます。あなたは、精一杯やったのに、
- 笑われたらどうしよう。
- 失敗したらどうしよう。
- 評価にすっごく嫌なコメントが付いたらどうしよう。
- 会社や同僚、友人にばれたらどうしよう
こう考えてしまいます。
だから、どれだけあなたがやりたいことだったとしても、
- 後からでもできる。
- また今度にしよう。
- 別のチャンスでやってみよう。
そんな風に考えて「やらない言い訳」、「自分を守る壁」を創り出してしまうんですね。
この説は、脳科学の観点からも、マズローの5段階欲求説からも、事実である、とそういうことが出来ます。
これは、脳科学で言う爬虫類脳と呼ばれる脳幹部分で自分を守ろうとする考えを作ってしまうんです。
自分の生活基盤が脅かされるのは誰もが嫌な事ですものね。自分が傷つくのは誰しもが嫌うところ。
だから、その自分で作りだした壁で前に進めなくなってしまうんです。
それなら、その壁ができる前にその一線を乗り越えてしまえばいい。行動に移してしまえばいいのです。
あなたが言い訳を考えて行動できなくなってしまう前に、動くという結果を創り出してしまうこと。それが「5秒の法則」。
5秒の法則があなたに行動をもたらす理由
この5秒の法則は、あなたに「行動」をもらします。ちょうど、スペースシャトルが良い例。
どういうことかというと、スペースシャトルって、その本体のほとんど(約80%)は燃料ですよね。で、その大半を占めている燃料は大気圏外に飛び立つときのエネルギーとして使われます。
宇宙に出たらもうエネルギーはほとんどいらないから、スペースシャトルの本体かと思っていた部分が「パカッ」と割れて、エネルギーの入れ物だった部分は捨てられるんですね。
これはどういうことかというと、物事をスタートさせようとすると、そのスタートに要するエネルギーって、とても多く必要なのです。
この、最初にエネルギーが必要というのは、火をつける時もそう。ガスをつける時、カチカチと膨大なエネルギーが必要となりますが、一度火が付けば、そのままボーっと燃え続けていますよね。
そうです。
早起きや、ダイエットもそう。やり始める、最初の一歩を踏み出すことにすごくエネルギーが必要なんです。
だから、理由を考えてやらないという壁を作ってしまう前に、行動してしまう。すなわち、既成事実を作ってしまうのです。
そこが大事。
やってしまえば、辛いのは一瞬。
「5,4,3,2,1、GO!」で動けば、スペースシャトルが宇宙で自由に飛べるように、勝手に動くことができるようになる。
朝起きようと思った時に「5,4,3,2,1、GO!」で起きてしまえばいい。そのまま歯を磨き、トイレに行って、コーヒーを飲めば、あなたはすでに、起きているのです。勝手にあなたの一日が動き出しているのです。
だから、つらいのは、最初の5秒だけ。最初の行動を起こす瞬間の5秒だけ我慢すれば、あなたの前には、いつの間にか行動できる、そんな世界が待っています。
5秒の法則を使わないデメリット
ですが、5秒で行動をとらなかったら何分、何時間辛くなると思いますか?
行動しないことで、何倍ものつらい時間を過ごすことになると思いますか?
やらないといけないことをズルズルとひきづっていたら、そのまま、ずっとそのことにあなたの心が捕らわれてしまいます。
例えば、もし、客先のクレーム対処の電話をしないといけないことを、先延ばしにしていたら、勤務時間中だけでなく、稼業後もそう、下手をすると、寝る前や土日にまでその嫌な時間を過ごすことになります。
しないという選択をすることによって、何時間、自分を、あなた自身をこのような嫌な時間に置いておくのでしょうか?
もし、あなたに人生のビジョンがあり、何年間も、やりたいと思い続けてきたことがあるとしましょう。
それを、もう悩まずに、5秒で切り替えてしまえば、その嫌な時間は5秒で終わるんです。このように嫌な思いを感じ続け、負のエネルギーをまとい続けるのと5秒で終わらせること、どちらがいいですか?
一瞬の苦痛と、永遠の地獄。
わたしなら、一瞬の苦痛を選びます。確かに、その一瞬はとても苦しいですが、
- あの時、行動していれば、
- こうしてればよかった。
- 考えてはいたんだけれど、、、。
そんな思いに一生捕らわれるくらいなら、たとえ苦しくても一瞬を選びます。
一瞬頑張って、
- 早起きする。
- ダイエットする。
- ブログをかく。
- 動画をアップする。
あなた自身がやりたいと思っていることだから、たとえ多くのエネルギーが必要でも、一瞬のつらさが生まれたとしても、頑張れるのではないでしょうか。
それも、5秒という一瞬ですしね。
5秒の法則の嬉しい副次的作用
実は、この5秒の法則、1回限りの物ではありません。続けていくと、5秒の法則は、習慣になっていきます。これが5秒の法則の副次作用。
習慣になれば、5秒待たなくても、
- 起きれるようになったり、
- 必要な連絡ができる様になったり、
- 話さなければいけないことを伝えられるようになったり、
- ブログをやり始めたり、
- 動画をアップできるようになったり
するのです。
また、5秒ルールは一つのことだけで終わりません。一つのことが「5秒の法則」でうまく回り始めると、他のことにも5秒の法則を自分が勝手に使い始めるのです。
なぜなら、5秒はつらかったとしても、すぐに嫌なことから解放され、自由になれるのですから。やらない理由を考えて、自分を嫌な時間に長時間をさらすより、しんどくいのはたった5秒という事実をあなたの脳は自然と選ぶようになるのです。
まとめ
今回はやる気が無くても行動できるようになる、
「5秒の法則」
についてお話ししました。
冒頭にやる気を出す方法も何点か書きましたが、「やる気なんて、最初っから出ない」って考てもいいんです。どうせでないんだったら、痛いのは5秒だけって考えて、やってしまえばいい。
冒頭で話した、やる気を出す方法ってとても回りくどい方法。
やることがある → やる気を出す。 → 「行動する。」
となります。
ですが、5秒の法則は、
「やることがある。」 → 「行動する」
とできるのです。
1ステップないので、感じ方が全く違う。なぜなら、とっても簡単にできるから。
さて、やる気が出なくてもやっちゃう、5秒の法則、いかがでしたでしょうか。
ここまで読んでくれたあなたなら、5秒ルール、理解してもらえたと思います。
なので、この「5秒の法則」を実践してみましょう。
おまけ 実践編
さあ、今から、ワークをやってみましょう。
やらないといけないこと、やりたいけど出来ていないことを5個、紙に書いてみてください。
仕事でも、趣味でも、副業でも、生活でも何でも構いません。
5つつ紙に書いてみてください。
5秒ルールですよ。それではいいですか?始めますね。
「5,4,3,2,1、GO!」
さあどうぞ。
・
・・
・・・
5つ書けましたか?
ここで書いていない人は、もう一度、最初から読み直してください(笑)→最初へ
では、書き上げることができたら、その中から、一番やりたくないことを、1個、選び出して、今からやってみてください。
1個だけでいいです。
5秒ルールですよ。
追伸
さて、
- 自分の仕事がすごくきつい、
- もっとできるんだけど、これじゃない、
- 今していることを辞めたいんだ!
という人へ。
辞めたいなら、辞めていいんです。辞めたら次の仕事、生活を手に入れることができます。
本当にやりたい仕事、好きな生活をすればいいんです。
自分の心、自分の才能、自分の得意なことにフォーカスしてそれで仕事をする、生活をする。そうして自分のライフスタイルを作っていけばいいんです。
好きな事、愛せる事を自分のライフスタイルにした方がいいと思いませんか。
人生は好きなことをして生きていても、嫌なことをして生きていてもどっちでもきついんです。
両方きついなら、好きなこと、愛せることをして生きていくのがいいと思いませんか?
ヒプノセラピーなら、そんなパワーを手に入れることができます。
あなたが望んでいる人生、そんな生活を手に入れたいなら、ぜひ、ヒプノセラピーの門をたたいてくださいね。
あなたと出会える日を心よりお待ちしております。
神戸ヒプノセラピー ベレッツア 高橋
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