こんにちは。
催眠を心理学で科学する、「催眠心理学」
ヒプノセラピー(催眠療法)のベレッツアです。
休んでるあなたも、仕事を頑張っているあなたも、ちょっと一息ついて人間の心理を見てみませんか?
今回は、コインの裏表に見る人間の性格の裏表について考えてみます。
肩の力を抜いて、サクッと聞いてもらえれば嬉しいです。
それでは、本論に入っていきましょう。
コインの裏表が人間の性格の裏表である理由
ここで少し、コインを思い出してください。
どんなコインでも構いません。
500円玉でも、1セントコインでも、ビットコインでも、あなたにふさわしい、あなた自身を表すようなコインで構いません。
- あなたに合ったコイン、
- あなたが好きなコイン、
- あなた自身を表しているようなコイン。
コインにはいろんなコインがありますが、あなたのコインはどんなコインだったでしょうか。
ピカピカに磨き上げられて見るもまぶしい黄金色のコインや、
泥や手垢で薄汚れて、元が何色だったか見当もつかないくらい真っ黒なコイン。
そして、古物商で高値で売買されるような貴重なコイン。
価値が高いものから、ほとんどないものまで様々。
さて、いまあなたの目の前に現れたあなた自身のコインはどんなものでしたか?
- あなたにふさわしい、
- あなたに合っている、
- あなた自身を表している、
そんなコイン。
しっかりと想像できましたか?あなたの目の前に現れたでしょうか。
いいですね。
ではそのコインをよく見てみましょう。
どんなコインでしょうか?
- ちいさい?それとも大きい?
- 何色ですか?
- 書かれている絵柄はどんなもの?
- 裏の様子はどうなっている?
- 横はギザギザ?それともつるつる?
- 彫られている文字や絵は?
じっくりと観察して、よくみてください。
さて、今あなたにコインを観察していただきました。
そのじっくり見ていただいたコインですが、表面を観察してる時って、裏面を見ることは出来ないですよね。
逆に裏を見ている時は表を見ることができない。
あなた自身が自分を見つめる時もそうなのです。
表面に焦点を当てると、裏面が見えなくなる。
裏面を見ようとすると、表面が見えなくなる。
細部までしっかり見ようとすると、全体が見えなくなる。
全体を見ていると、細部が見えなくなる。
自分のことを一人で見つめようとすると限界が来るのです。
(人の4つの側面「ジョハリの窓」を参照ください。>>こちら)
自分で見えないコインの裏側の「背中」に気づかせるのがカウンセリング
ここで、見えていないあなたにスポットライトを当てることができる人がこの世の中には存在します。
それは、あなた自身に気付かせることができるカウンセラーであり、セラピスト。
最近、心の悩みや、うつ病など心の問題、心理的な障害がよく取り上げられます。
一昔前にはなかった校内カウンセラーや、企業カウンセラーなども、積極的に取り入れている学校や企業が多くなってきています。
と感じている人は決して少なくないでしょう。
このように身近になってきたセラピーやカウンセリングですが、あなたはどんなものか、知っていますか?
精神的な弱点を個人の弱さで片付けてしまうのは簡単ですが、それは、「勉強できない子をあいつは馬鹿だから」と片付けてしまうのと同じ。
たまたま、自分の不得手なところだっただけかもしれません。
偶然、その時調子が悪かっただけかもしれません。
でも、世の中の人々は、精神的な弱さを個人の資質の原因にしがちです。
環境が悪いと客観的に判断することはせず、ましてや自分のリーダーシップが間違っていたなどと反省する人は100人いても1人いるかどうか。
このように精神世界を軽んじているのが現代の日本なので、治療者側もそのような心の悩みを簡単に扱ったり、無造作に対応したりすることがあります。
企業カウンセラーといいながら普段の執務デスクで事情を聞いたり、こころのケアセラピーと言いながら自分の考えを押し付けるセラピスト。
心の悩みは人生相談レベルで片付けられることと勘違いしている人が、治療者側にも被治療者側にも多い。
よく知らないまま、セラピーに行き、
とか、
とか言った声をよく聞きます。
私は、このようなカウンセラーやセラピストを「モンスターカウンセラー」、「似非セラピスト」と呼んでいますが、彼ら・彼女らは扱いの難しい心の問題(悩み事など。詳しくはこちら)を扱いきれない未熟な人たちです。
言ってみれば、こころを扱うことの基本も知らないかわいそうな素人。
そんな人たちは言葉巧みに誘ってくるので、注意が必要。
「モンスターカウンセラー」、「似非セラピスト」に補足されることなく、本物の心理カウンセリング、セラピーは全く違うものであるので惑わされないことが大切です。
さて、ここで出てくる「モンスターカウンセラー」、「似非セラピスト」ではなく、本物の心理カウンセリング、セラピーとはどんなものか。といった疑問が沸き起こってくるのではないでしょうか?
(※心理カウンセリングと、セラピーの間には本質的な違いはありません。(詳細はこちら))
セラピーは心の鏡
あなたは、あなた自身の背中を見ることは出来ますか?
どんだけ身体が柔軟でも、
って言いきれる人はいないのではないでしょうか。
この背中がどうなっているか、気付かせるのが、セラピストの役目。
カウンセラーやセラピストは、あなたの背中が
- きれいか、汚れてしまっているのか、
- 柔らかいか、硬いか、
- 暖かいか、冷たいか、
それを教える・・・、のではありません。
あなたの背中がどのような状態であったとしてもそのままに受け入れます。
カウンセラーやセラピストが感じたことをあなたに押し付けても、納得いく答えにはなりえない。
なぜなら、あなたが経験したことを彼ら・彼女らが全く同じことを経験したのではないから。
カウンセラーとあなたの状況が違えば、おのずと違う答えになってくるのは当然ではないでしょうか。
万が一、たまたまドンピシャで当たることがあったとしても、それが、2回、3回と続く可能性は天文学的に低くなっていきます。
あなたの人生にアドバイスができる、全く同じことを経験してその問題を克服できた人はいないと言ってもおかしくはないでしょう。
ちょっと考えてみればわかりますが、綺麗か汚いか、暖かいか冷たいか、などといった評価は2段階評価ではなく、「ちょっときれいな」とか、「すごくきれいな」とか、という見方がありますよね。
また、「白い肌がきれい」と思う人がいれば、軽く日焼けした「小麦色の肌がきれい」と思う人もいます。
評価レベルは無限にあるし、評価の基準も人それぞれでバラバラ。
だからセラピストの評価はぜったいでないから、それを押し付けることで与えられたアドバイスで心の問題を克服できると信じることはあまりにも危険なことなのです。
あなたの背中がどんな状態なのか、それを知ってもらうには、セラピストがあなたの心の鏡になる必要があります。
それも、歪んで違う姿を映し出してはいけないし、曇ってもやがかかった状態でもNot Good。
あなたの心の状態をあるがまま、そのままに映し出し、あなたにそれを見て、聞いて、感じてもらう。
それがセラピストの存在意義であり、心理カウンセラーの存在価値なのです。
カウンセラーやセラピストは必要なのか
ありのままを認識していただくのがカウンセラー、セラピストなら、
自分のことなんだから、自分で気付けばいいんじゃない?とか思いませんでしたか?
それでは、もう一度思い出してみましょう。
あなた自身は「コイン」であり、多様な捉え方、感じ方、考え方を持っています。
- 朝起きた時と、日中仕事や勉強をしている時、そして寝る前と、同じ考えでしょうか。
- また、体力溢れる時と、疲れ切った時と同じ物事を同じように感じ取れるでしょうか。
- 忙しい時と暇な時でも変わってくるのではないでしょうか。
等しく同じ感情、同じ気持ち、同じ感性で生きているわけではないことに気づきますよね。そんな多面性を持っているのがあなたです。
そんなあなたなのに、できない、生きていく価値がない、存在する必要がない、そう言い切るのはもっと他のあなたを見てからでもいいのではないでしょうか。
コインをもう一度思い出してみて欲しいのですが、コインのように表を見ていると裏が見えません。あなたの身体の一部である「背中」も鏡がないと見えないのです。
カウンセラー、セラピストはそんな「見えなていないあなた自身」をあなたに気づいてもらう存在。
あなたが、「あなた自身を知り、扱いの難しい事象をあなたの一部として自らの糧にしていく」、その手助けをする存在なのです。
自分を映し出す鏡、姿見がなければ、
- 寝癖が付いていても、
- 顔にごみが付いていても、
- マジックで落書きされていても
気づくことは出来ません。
あなたにとってカウンセラー・セラピストは必要か、どうかは、あなたが自分の鏡が必要かどうかにかかっているのです。
ベレッツアがヒプノセラピー(催眠療法)を勧める理由
今まで話したことを総合すると、カウンセリング、セラピーには、カウンセラー、セラピストの意見や意思を含まずになたに、あなた自身のことを伝える必要があると言えます。
ですが、世間に溢れているカウンセリング、セラピーは施術者であるカウンセラーやセラピストの解釈がかかわってきます。
また、内容を伝えるのに、カウンセラーやセラピストの言葉が間に介在します。
つまり、普通のカウンセリングでは、どうしても、歪みが生じてしまい、完全なる鏡になりきれません。
しかし、ヒプノセラピー(催眠療法)は、違います。
あなたの心の中を、あなたの言葉で、あなたの感覚の世界を体現していくので、あなたと私の間の言葉のズレ、感覚のズレ、価値観のズレは鏡のゆがみとして現れないのです。
だからこそ、ヒプノセラピー(催眠療法)は、最強の心理カウンセリングであり、最高のセラピーであり、もっとも効果のある心理療法だと言い切れるのです。
まとめ
さて、「コインに隠された秘密!人間の性格に現れる裏表の心理の理由」をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。
あなたは、あなた自身のコインの裏側を見てみたいと思いませんか?
コインの裏側を見るには澄みきった鏡が必要です。
「似非セラピスト」、「モンスターカウンセラー」は、そんなあなたにとって必要な鏡になることができません。
なぜなら自分の価値観、判断基準でしか物事を見ることができないかわいそうな能力のない「ヤブ医者」だから。
だから、「似非セラピスト」、「モンスターカウンセラー」を憐れんであげましょう。
わざと、押し付けようとしてそうなっているのではないのだから。
「似非セラピスト」、「モンスターカウンセラー」もクライアントの方に、元気になってもらいたいがために、
- 自分が感じたことを伝え、
- 自分の経験から指導し、
- 自分の知識から矯正しよう
としているのです。
だからこそ、あなたには伝わらない。自分の視点から見たあなたしか知らないから理解することも伝えることもできない。
それどころか、カウンセリング、セラピーの価値を貶める結果を生み出している。つまり、空回りしているんですね。能力のない、かわいそうな存在です。
このような心の問題を軽視している医療関係者は病院にも存在します。
薬を渡せば、それで完了。
5分診察で、「ああ、〇〇症候群ね。じゃあこれとこれに気を付けてね」と外科医的対応。
そんな病院が山のようにあるのが事実。
あなたの大事なお金、大事な時間、大事な人生の一部を使って、治療を目指すなら、
本物を頼ってください。
本物に触れてください。
本物の鏡を手に入れてください。
あなたが本物の鏡に出逢える日が来ることを願っています。
ベレッツア 高橋
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