神経言語プログラミングの手法、NLPとは怪しいビジネス心理学?

Pocket

こんにちは。

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

神経言語プログラミングの手法、NLPというものがあります。

一見すると、NLPは怪しいビジネス心理学のように聞こえるかもしれません。

 

なぜなら、NLPは言葉を使うことで相手を思い通りに動かそうとするコミュニケーションツールだから。

NLPという神経言語プログラミングは怪しいものなのでしょうか。

 

それとも科学や心理学に基づいた理論による技術なのでしょうか。

ビジネスで使うというところから外国へ行っても恥をかかないようにneuro linguistic programmingの発音についても、合わせてみていきましょう。

 

NLPとは神経言語プログラミングというコミュニケーション手法

NLPとは神経言語プログラミングというものです。

言葉の使い方ひとつで相手とのコミュニケーションを優位に持ち込むことができる手法だとのこと。

 

言葉だけで相手が動くなら、こんな簡単なビジネスはありません。

本当に、NLPは相手を動かすことができるビジネス心理学なのでしょうか。

 

それについておはなしするには、まず、その成立を見てみることにしましょう。

NLP(neuro linguistic programming)は、1970年代にベトナム戦争からの返ってきた多くの兵士が心理的な外傷を負っており、彼らの精神状態を早急に回復することが課題になっていたことに起因します。

 

ベトナム戦争は、今までの戦争とは異なり、非人道的な化学兵器が用いられた戦争。

ベトナム兵があまりにも神出鬼没であったため、それに対抗するための戦略でした。

 

いくら戦争とは言え、人が人でなくなっていく様子が目の前で繰り広げられるさまは、さすがに耐えられません。

それも、非戦闘員である民間のベトナム人が目の前でそうなっていくのを見たらなおさらでしょう。

 

そんな経験をして帰ってくるアメリカのベトナム帰還兵はPTSDを患うことが多くあったそうです。

心理的な傷に対する処方は、一時的には薬物療法もありますが、長期の診療になると心理療法が用いられるのが一般的。

 

そこで必要とされたのが、これまで以上に効果のある心理療法でした。

そして、ジョン・グリンダ―博士とリチャード・バンドラー博士は素晴らしい3人の心理療法家をモデルにして一般のセラピストでも使いこなすことができる簡単な心理療法の方法を作り上げようとしたのです。

 

その優れた3人の心理療法家とは、催眠療法のミルトン・エリクソン博士、家族療法の、ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ博士。

3人とも異なったアプローチで心理療法を行っていましたが、ジョン・グリンダ―博士とリチャード・バンドラー博士は研究を重ねてその中にある、共通点を見つけて体系化したのです。

 

その3人の天才セラピストから抽出された臨床心理のテクニックのエキスが、NLPの基礎となっています。

つまり、NLPとは、臨床心理学という現場から生まれた心理学なのです。

(関連記事:ヒプノセラピーのやり方はまず事前面談。本にも書かれる効果ある方法

 

NLPとは怪しいビジネス心理学なのか

このように、NLPを見てみると、臨床心理学で、心理療法に使われるのものであるように思えます。

ビジネス心理学としては程遠いものに思えるかもしれません。

 

確かに、このNLPはジョン・グリンダ―博士とリチャード・バンドラー博士が心理療法のエキスパートの手法を体系化したもの。

ビジネスとは、縁の遠い存在に見えます。

 

ですが、ビジネスカウンセラーのロバート・ディルツとジュディ・ディロージャーがジョン・グリンダ―博士とリチャード・バンドラー博士が体系化したNLPにビジネスの要素を付け加えてneuro linguistic programming vol.1として発表したのです。

ここで、NLPにビジネスの要素がくわえられ、ビジネス心理学としてのNLPが生まれることになりました。

 

今では、心理療法やビジネスだけでなく、医療や教育、政治やスポーツの分野にも応用されるものとなっています。

コーチングの使い手として有名なアンソニー・ロビンズは、クリントン大統領やゴルバチョフ大統領をはじめ、ダライラマやダイアナ妃に対してもNLPを使ったコーチングを行っています。

 

テニスのアガシ選手をコーチングし、世界ランキング1位に輝かせた功績もアンソニー・ロビンズのコーチングを無くしては、ありえなかったでしょう。

これらの実績をみれば、NLPがコーチング技術、カウンセリング技術として大いに活躍できる手法であるのは確かだといえるのではないでしょうか。

(関連記事:NLPとは心理学生まれのコーチング・カウンセリング技術

 

NLP:neuro linguistic programmingの発音

さて、NLPのフルスペルは、neuro linguistic programmingですが、この発音はどうなのでしょうか。

カタカナで書くと、「ニューロ・リングイスティック・プログラミング」ですが、あまりにも日本的。

 

発音記号で書くとn(j)ˈʊ(ə)roʊ lɪŋgwístɪk próʊɡræ̀mɪŋです。

ネイティブの発音はニューロのロとリングィスティックのリがやや重なっているので、注意しましょう。

(関連記事:ダブルバインドとは心理学の理論。ポジティブダブルバインドの有効性

 

まとめ

以上、「神経言語プログラミングの手法、NLPとは怪しいビジネス心理学?」をお伝えしました。

NLPの始まりは、心理的な問題を解決するための方法として開発されていますが、今ではコーチング、カウンセリングの技術として、ビジネス、政治、スポーツなど、多くの分野で活躍しているNLP。

 

言葉で相手の感情を変えることのできるコミュニケーションツール。

だから、NLPは、催眠療法などの心理療法以外の分野でもカウンセリングやコーチングで使われるスキルとなっています。

(関連記事:脳科学でのNLPの効果とは!わかりやすくいうとコミュニケーション法

Pocket

ブログランキング参加中。この記事が良かったら応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングルームへ

アンケートにご協力お願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です