こんばんは。
催眠を心理学で科学する、「催眠心理学」
ヒプノセラピー(催眠療法)のベレッツアです。
今日も一日良い日ですね。
いかがお過ごしですか?
わたしは、最近の心理学の勉強をしながら、今日は一日のんびりと過ごさせていただきました。
そこで、「快適な生活を得ることができる「過ごし方」」についてちょっとまとめてみようと思い立ちました。
ちょっとリストしたものを紹介しますので、快適な生活を手に入れて生きる参考にしてみませんか。
いつもと同じで違うもの
私宛に来ていた手紙の中に一通の封書がありました。
外の封筒は、いつも購読している機関紙の物だったので、
と思いながら、開封したら、開けてビックリ、装丁が変わっていたのです。
いつも青色の単調な感じだったのですが、
今回はカラーの絵が描いてあり、ラミネート加工が施されていたのです。
こんな感じ。
(旧バージョン) |
(新バージョン) |
今回限りかもしれませんが、丁寧なつくりに変わったことはとても心地よく感じました。(今回限りでなく、その後ずっと継続してこの表紙に変わっています。新しい方が好評みたいです)
中身はいつもと同じような内容にもかかわらず、少しグレードアップしたように感じます。
見栄えを変えただけ、ただそれだけでも、やっぱり気持ちがいいものですね。
第一印象が大事とよく言われますが、途中からでも、十分変わることができるような気がします。
第一印象ですべてが決まる、その言葉自体が、思い込みなのかもしれませんね。
いろんな問題に直面した時、悪循環に陥ることがあります。
こんな時は、ぐるぐると負のスパイラルに入り、抜け出すのがとても困難。
疲れ切って、エネルギーが低下し、何もやる気がなくなってしまう。
負の連鎖となっている鎖を切れたら解決するのは分かっていても、どうやって鎖を断ち切るかが分からないんですよね。
と思っても、行動や態度を変えられないのが人間なのです。それでは、快適な生活を手に入れるために、あなたは何をすればいいのでしょうか。
悪循環からの脱却を邪魔するもの
日々、生活していると、心が摩耗していくのを感じたことはありませんか?
- 学校での友人関係、
- 職場での上司とのやり取り、
- 家庭内での家族関係。
生きている限り、環境との摩擦は生まれていきます。
自分を守るための生存本能が働くから、危害を加えられそうな場合は防御ラインを張りたくなるのはとても自然なこと。
摩擦は当然のことかもしれません。
でも、先ほどの機関紙のように自分を変えることもできるのです。
と言っても、ガラッと変えるのはやはりハードルが高い。
これは、恒常性が働くから。
恒常性とは、今ある状態を維持しようとする働きです。もともとは医学の世界から出た言葉で、ホメオスタシスともいわれます。
恒常性とはどういうことかというと、その意味は、元の状態に戻ろうとする力が常に働くということ。
暑い時に汗をかいたり、寒い時に力んだりして体温を一定に保とうとする能力、腎臓や肝臓が毒素を体から排出して健康な体を維持しようとする働き、そのように身体が無意識のうちに健康な元の状態を維持しようとする自然な働きのことです。
もともとの意味はそうだったのが、臨床心理学的な見地に派生した時に、「回復」というポジティブなイメージだけでなく、今の状態を変えようとしなくなるというネガティブな意識状態にも使われるようになりました。
どちらかと言えば心理学で使われる時は、こちらの方が多いかもしれません。
あなたも、通勤や通学の時に毎日同じ車両に乗ったり、いろいろなハンカチがあっても、いつも使うハンカチが決まっていたり、そんなことはありませんか?
それが臨床心理学で用いられている恒常性、ホメオスタシスです。
この恒常性があなたが変化しようとすることの邪魔をする。
無意識的な働きだから、自然と「変化できない自分」が当たり前になってしまいがちです。
それでは、ネガティブな恒常性を破るためにはどうしたらいいと思いますか?
そうです、答えは、自分の無意識を騙せばいいのです。
人間の認知能力は少しづつの変化には気付かない「チェンジブラインドネス」という現象があります。
よくテレビでIQテストなどと称して出てる、こんな感じのものです。
あなたは、変化に気づくことができましたか?
恐らく、答えを教えてもらうか、何回か見直すかしないとなかなか気づくことができないのではないでしょうか。
このようにして、徐々に変化をすれば、無意識に負担をかけることなく、変化することができるようになります。
とても楽に変化を手に入れることができるのです。
また、苦痛を伴う方向へ変化することは無意識が嫌がります。
嫌なことは避けたくなるのが、本能的な反応です。
だから、勉強しない子に勉強しろと無理やりさせたり、部屋に閉じこもっている子に、外へ出ろという風に嫌な方へ変化させると、逆効果。
苦痛を乗り越えることで、達成感や自己効力感など、気持ちいいという感覚を得られる方向で諭してあげることが望ましいのです。
快適な生活をおくるための過ごし方リスト
今の居心地の良くない状態から変化させるためには少しづつ快適さを感じるようにすればいい。
心地よい感覚を、快感につながる体験を少しづつ増やせばいい。
そのためには、快を得ることにつながりやすい過ごし方リストを作ればいいのです。
例えば、
- 本を読む(昔読んだ本、買って読んでいなかった本)
- テレビを見る(放送中、録画してみようと思っていた番組、DVD)
- 部屋の模様替えをする、掃除をする、不要なものを処分する
- 美容院に出かけてみる、化粧をしてみる、ひげをそる
- 不足している生活用品や食品、雑貨を買いに出かける
- 友人にメールをしてみる、電話をしてみる、手紙を書いてみる
- 旅行の計画を立ててみる、地図や時刻表をみる
- 音楽を聴く、歌を聴く、歌ってみる、楽器を演奏する
- 料理をする、食べる、食べてもらう、次の料理の材料をそろえる
- 散歩やジョギングをする。
- インターネットを開いてみる、動画サイトを見る
- 日記をつける、ブログを再開する。
- マッサージを受けに出かけてみる、銭湯に出かける
- 子供と遊んだり出かけたり子守の手伝いをする
- コレクションを整理する、趣味の道具の手入れをする。
こんな風にできることからでいいのです。
気持ちいい事、快適さにつながる事で、できることからやっていけばやがて大きな変化になっているでしょう。
そうすることで、自然にエネルギーが湧きおこってきて、活力が足りない状態から脱却できるようになって、楽しい毎日に出会うことになるのです。
そして、このリストを自分なりに修正していけば
あなた独自の、あなただけの快を得られる「過ごし方リスト」が出来上がるのです。
ヒプノセラピーを受けて改善するのが良い方法ですが、そうもいかないときもあるでしょう。
だから、自分で、エネルギー低下状態、憂鬱な状態から抜け出すことが必要な時もあります。
こんな時に役立つのが、この「過ごし方リスト」。
少しづづの変化で、快を得て、変化を、悪循環からの脱出をすることができるのです。
あなたの人生を変化させるきっかけに、この「過ごし方リスト」を使ってみてはいかがでしょうか。
ベレッツア 高橋
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