食べたくなくなるダイエット催眠。催眠療法でダイエットする方法とは

こんにちは。

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

スリムになりたい、痩せたい、と思い立っても、とにかく誘惑が多いのが、ダイエット

その上、無理してダイエットすると、肌荒れしたり、病気がちになったり、拒食症になったり、と何かと不便ですよね。

 

そんなダイエットしたい相談者に、おすすめの催眠療法が、食べたくなくなるダイエット催眠。

催眠療法で、こころも身体も健康的にダイエットしてみませんか?

催眠にあたっての禁忌事項

  • クライアントがあなたや他のものに対して危険な存在である場合
  • 精神的な抑圧が激しい場合や大きなトラウマがある場合
  • 生命を脅かすような致死的な病気やけがの場合
  • 精神的疾患がある場合

これらの場合は、セラピストの限界を超えてしまうことがあるので、セラピスト側のあなたに少しでも不安な要素があるなら専門医に見てもらうのが適切です

(関連記事:なぜ、今、ヒプノセラピー(催眠療法)なのか。

 

ダイエットは幸せな人生を送るための秘訣

メタボリックシンドロームが世間的に常識化してきた今、体重が増えすぎると、高脂血症になったり、高血圧になったりと、健康に不具合は、あなたはもうすでに十分しっていることかもしれません。

そして、太っていると、他の人からセルフコントロールができない人とみなされて、本来関係のない人格まで否定されることもあります。

 

だから、適切な体重にコントロールするためのダイエットはとても大切なこと。

適正な体重に戻し、身体が軽くなると、精神的にも軽くなり、フットワークが軽くなって、とても生き生きとした楽しい幸せな生活をおくれます。

 

ダイエットが成功して毎日を明るく過ごすことだけでも、他の人から好意的にみられてあなたの評価は格段に上がるでしょう。

人から認められれば、さらにそれをステップとして、上のステージに上がっていくことができる。

 

だから、身体とこころを健康的に保つ適正体重のコントロールは、幸せな人生を送る秘訣なのです。

ですが、この体重をコントロールしようとすると、ついつい増えがちな体重をどうやって落としていくか、が問題となることがとても多い。

 

続けられなくて、ダイエットを途中で挫折してしまう人が後を絶ちません。

また、単純に強い意志で食事制限ダイエットしようとすると、これも行き過ぎたダイエットになって、こころも身体もボロボロになって健康障害を引き起こすこともあるのです。

(関連記事:快適な生活を手に入れることができる「過ごし方」リストの秘密

 

無理なダイエットで起きる健康障害

幸せになるためのダイエットのために、身体を壊してしまって不幸になることは、本末転倒。

仕事ができ、ほめられ、やる気に満ち溢れて楽しく幸せな人生を送るはずが、健康やこころに問題を生じてしまっては意味がありません。

 

無理なダイエットでは、次のような健康障害が起こる可能性があります。

  • 食べないことで体力が落ちる
  • 空腹感のため、気力が低下する
  • 物事に対するやる気が少なくなる
  • 身体を動かすのが、いやになる
  • 栄養が不足し肌荒れしやすくなる
  • 病気になりがちになる
  • 失敗した時の挫折感が大きい。
  • ダイエットで挫折すると他の行動も挫折するように感じる
  • イライラしやすくなる
  • 怒りっぽくなる
  • ストレスが解消しづらくなる
  • 毎日が憂鬱になる
  • 無理なダイエットで拒食症になる
  • ダイエットの反動で過食症になる
  • 気力が落ち、ダイエットの達成感がないとうつ病になる
  • もうあと―1kgとダイエットをやめられなくなる
  • ダイエットすることが人生の目的になってしまう
  • 始終ネガティブな雰囲気を出し、マイナスのオーラをまとい始める

このように、ダイエットから生まれるこころと身体の健康障害は数え上げたらきりがありません。

 

このようにダイエットが健康障害につながる理由は、食事をするということが生きていくために必要なことだから。

食事をすることでエネルギーを得て生命を維持することは、生物としてなくてはならない行動なのです。

 

ダイエットは、人間の基本的な生存欲求である食欲をねじ伏せる必要があるため、ダイエットする人の強靭な意思が必要です。

本来、あなたの身体とこころは、無意識的に健康に保つために食事しようとしますから、ダイエットは生きることをやめることに等しい

 

つまり、生存本能的にダイエットは難しいことなのです。

だからこそ、潜在意識に語り掛け、あなたのこころにある本能を納得させることがダイエットにとって不可欠。

 

その潜在意識に語り掛ける方法の一つが、催眠療法。

ジムやジョギングなどは、相談者の身体に直接作用するダイエット法ですが、催眠療法は相談者のこころに直接作用するダイエット法になるのです。

(関連記事:ヒプノセラピーに効果はあるのか。催眠療法のトラウマへの効果とは

 

催眠療法でダイエットする方法とは

催眠療法でダイエットするには、次のような流れで行います。

ダイエット催眠療法

  1. 面談
  2. 被暗示性テスト
  3. 催眠誘導
  4. ダイエット催眠暗示
  5. 解催眠
  6. 事後面談

一般的にこの流れで行います。

それではそれぞれを詳しく見ていきましょう。

 

事前面談

事前面談は相談者がやってきた理由を8フレームアウトカムの方法で聞き取ります。

あらかじめ電話やメールなどで症状を聴いていても、直接会って聞くことも大事。

 

電話やメールなどでは見えない態度や雰囲気を感じ取っていくのです。

もしあなたが、これからダイエットのために催眠療法を受けようとしている相談者を目の前にしているなら、できるだけ相談者からその内容を聞き取ってください。

 

セラピスト側も相談者と一緒にこころの奥の世界を旅するため、事前準備が必要です。

ありきたりのことだけだと、それだけ催眠療法の効果が下がってしまう。

 

だから、しっかりとなぜダイエットしたいのか、どれくらいダイエットしたいのか、ダイエットしてどうなりたいのか、など、あなたにしかわからないことをしっかりと聞き取りましょう。

もちろん、相談者側は自分の思うことをどんどんと質問してきます。

 

だから、セラピストであるあなたが、相談者の質問をリードして、世間話で終わらせないことが大切。

ラポールという信頼関係を作ることも大切ですが、相手の話すことをしっかり聞き、相談者の意識上に現れている悩みの全体像をできるだけつかみ取りましょう。

 

ここで、

相談者
なぜ、そんなプライベートまで話さなければいけないのか!

なんて、怒る相談者もいるかもしれません。

 

ですが、この事前面談という手続きはこの後の催眠療法ために必要なことであると理解してもらうこと。

すべてはあなたの相談者のダイエットのための質問なのですから。

 

そのために、セラピスト側には守秘義務があります。

セラピストが今までで解決してきた症例を安易に話さないのはそのため。

 

また、相談者の主な訴えを聴くほかにもこの事前面談において、催眠の説明が行います。

催眠療法が一般的に行われているアメリカなどでは、あらかじめ撮影しておいた説明用DVDで説明するところもあるようですが、日本ではセラピストが説明することがほとんどでしょう。

 

相談者が、催眠療法に不安や質問を解消できるように、この時にシッカリと解決しておきます。

それが、実際に催眠誘導を受けた時に素直に、催眠状態に入ってもらえるコツ。

 

せっかくプロに見てもらおうと相談者はやってきているのですから、疑問に思ったものはすべて解決しておきましょう。

ここでしっかりと理解してもらうべきことは、

  • 催眠にかかっている状態は、普段の状態とほぼ変わらない
  • リラックスした状態になることを望むこと
  • 自分が自分のコントロールを失うことはない
  • 催眠状態とは催眠状態に入ることを学ぶこと

この4点だけはセラピストからも連絡する必須事項。

相談者が催眠療法を不安に感じないようにするため、忘れずに伝えて理解してもらうことが大切です。

 

被暗示性テスト

次に行うものが被暗示性テスト。

これは、相談者がどのくらい暗示にかかりやすいタイプなのかを測る指標とします。

 

被暗示性テストは、相談者が受容的な誘導方法に向いているのか、権威的な誘導方法に向いているのか見極めるためのプロセス

中には、力を抜いてくださいと言っても、固まったまま力が抜けないあまのじゃくな相談者もいます。

 

そんな人にもしっかりと対応できるように、相談者がどのタイプの催眠誘導に感受性が高いのか見つけるようにしましょう。

また、テストという名前ですが、この時間は相談者とラポールを創り出すことができる時。

 

催眠に関して相談者が持っている全ての誤解を解きながら、信頼関係を作り上げていきましょう。

被暗示性テストは、本番の催眠誘導に至るための予行演習としてとらえることが大切です。

 

通常、被暗示性テストは、「許容的な催眠誘導」と「権威的な催眠誘導」を行います

風船と辞書を行った後、指の万力で相談者の被暗示性を見ると相談者の被暗示性を簡単に理解することができるでしょう。

 

シュブルールの振り子や、身体が後ろに倒れる方法を使うこともあります。

シュブルールの振り子というペンジュラムを使う方法はは、どのようなタイプの相談者にも良い結果が出るので、使いやすい被暗示性テストと言えるでしょう。

 

ちなみに、ペンジュラムとは、糸の先におもりがついた振り子のこと。

ペンジュラムはベレッツアのマークにもなっているものです。

 

催眠誘導

この後、催眠誘導に入っていくのですが、多くの相談者は催眠体験をしていません。

緊張した状態で、催眠誘導を行うには、段階的リラクゼーション法を使うのがおすすめ

 

めんどくさいからといって、はじめての相談者にいきなり驚愕法を使うと、失敗する確率が非常に高い。

相談者から、「なんだ?この人。催眠に入るっていうけれどびっくりしただけじゃない。」と思われないためにも、しっかりと催眠状態に誘導できる方法を利用していきましょう。

 

また、段階的リラクゼーション法で催眠誘導を行えば、とてもイメージしやすい状態になっているのでその後のイメージを創り出すのにとても有効

NLPの手法を利用する場合のように、覚醒した状態の方が好ましい場合もありますが、ほとんどの場合、リラックスした催眠状態へと導く方がその後の催眠暗示が効果的になります。

 

ダイエット催眠暗示

ダイエットの催眠に使う暗示は、最初の面接で聞き取った内容から暗示文を作ります

運動してダイエットしたい人には、運動ができる意志を持たせることが重要ですし、過食症気味で食事制限をしてダイエットしたい人には食べたくなくなる暗示をかけるのが良いでしょう。

 

ここに、一般的な例文はありますが、それにこだわることなく、相談者の状況に即した暗示文を作ることが大切。

最初の面談から、バタバタと、この辺りまで進んでしまうと、暗示文が作れなかったということもあるかもしれません。

 

その時には、面談時のメモを頼りに、その場で暗示文を作っていきましょう

  1. ゴールの状態を具体的にイメージ
  2. ダイエットが成功した後の誇らしい気分をイメージ化
  3. あなたは必ず目標を達成すると無意識に焼き付ける
  4. どうやってダイエットするかを無意識レベルに焼き付ける
  5. それを繰り返すことでダイエット目標を達成するということを無意識レベルに焼き付ける

 

後催眠暗示

 

このまま催眠を解く、解催眠をしてもいいのですが、せっかく催眠状態に入ったのですから、後催眠暗示をかけるようにしましょう。

例えば、次回に催眠状態に入るときは、今回よりももっと簡単にもっと深く入ることができるようになります、と暗示を与えておくと、次回、深い催眠に入りやすくなります。

 

後催眠暗示は、親近効果も手伝うことになるので、とても強力な暗示

相談者のためになる暗示を与えて、効果的に使うようにしましょう。

 

解催眠

この後解催眠に入っていきます。

ここでは、気持ちよく目覚めてもらうことが大切。

 

10数えながらだんだん力が戻ってくるイメージで書い催眠していきましょう。

そして、解催眠が終わった後に、「どうでしたか?」と聴くのは、ご法度

 

聴きたくなる気持ちも分かりますが、相談者は、まだ催眠の余韻を残している状態。

だから、催眠で与えた暗示より、その後の感想の方に気を取られ、全てが無駄になってしまう可能性があるからです。

 

事後面談

事後面談は、今回のヒプノセラピーの内容を振り返ります。

その内容は相談者のものではありますが、ヒプノセラピストとしての技量の判定にもなります。

 

相談者が語ることを真摯に聴いて、次回の催眠療法に繋げていくことが必要。

また、継続してセラピーを受けることの有意性を伝えて、次のセラピーを受けるかどうか聞いたり、自宅で行う自己暗示の方法などを伝えておきましょう。

 

それでは、催眠療法を使ってダイエットする食べたくなくなるダイエット催眠を見ていきましょう。

(関連記事:ヒプノセラピー ~催眠療法のススメ~ あなたの脳と心に働きかける最強の心理カウンセリングとは

 

食べたくなくなるダイエット催眠

食べたくなくなるダイエット催眠は、生物としての基本的な欲望を制御すること。

マズローの欲求5段階説でもはじめの生存欲求に分類される基本的で根源的な欲求が食欲。

 

その食欲をコントロールし、食べたくなくなるようにするには、その欲望を上回るベネフィットで上書きすることが必要。

そもそも、食べたいという欲求は、無意識の中に存在するもので、意識でコントロールすることは非常に難しいでしょう。

 

だからこそ、無意識にアプローチして、潜在意識を納得させることができる催眠療法が最適なのです。

その催眠療法で食べたくなくなる催眠の方法とは、催眠療法の一連の流れのうち、暗示の部分で、食べたくなくなるダイエット催眠の暗示をかけること。

 

ご飯を3杯食べないと気が済まない相談者なら、それを2杯で満足する暗示を与える。

次には、1杯で済ます暗示を、そして、小さいお茶碗でも満足できる暗示をというように徐々に減らしていくことでダイエットの成功に結び付けます。

 

いきなり、あなたは食欲がなくなります。という暗示を与えて、実際に食欲という強い欲求を抑えるには熟練したスキルが必要。

段階的リラクゼーション法が効果的なように、催眠療法における暗示も段階的に行うことで効果を上げやすいのです。

 

油ものが好きな人も、毎食食べるのではなく、1日1食の脂もので満足できる暗示をかけ、それが成功したら次回の催眠療法でから揚げ1個で満足できるように変化を与える。

これがすすめば、食べたくなくなるダイエット催眠を成功させることができるのです。

 

強力な欲望や深い欲求に対して催眠療法で対応するに段階的にアプローチすることが、催眠療法を成功させるスキルです。

もしあなたが、一回の催眠療法で食欲がなくなる催眠を成功させようとするならば、次のことが大切

 

それは、相談者がダイエットで得られる大きなベネフィットを見つけ暗示文に盛り込むこと。

そして、生存欲求を塗り替えるほどの強力な暗示文に仕上げるテクニックと、新興宗教の教祖と信者のような相談者との強固なラポールを作り上げることが必要です。

(関連記事:マズローの欲求5段階説。人間性心理学から生まれた自己実現の方法

 

まとめ

以上、「食べたくなくなるダイエット催眠。催眠療法でダイエットする方法とは」をお伝えしました。

食欲は、人間の根源的な欲求で、無意識の中に深く刻まれた欲望です。

 

これを抑えて、食べたくなくなるダイエット催眠をかけるには、ベイビーステップで小さい成功体験を積み重ねていくという段階的なアプローチが必要。

一気に成功させようとするのではなく、確実に成功させることの方が相談者にとって有意義な催眠療法になるのです。

(関連記事:欲望をコントロールできる催眠とは。マズローの5段階欲求説を考える

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