このたび、神戸ヒプノセラピー・催眠療法ベレッツアの代表、高橋正仁が認定心理士に選ばれました。
認定心理士とは
認定心理士資格とは、「公益社団法人日本心理学会」が認定する心理学の基礎資格で、4年制大学で心理学の標準的な知識と技術を修得していることを認定するものです。
つまり、人間心理について、学術的な視点を持ち合わせている、ということを認められたわけです。
ベレッツアの場合は、とくに臨床的な知識と経験を積んできたことから、現場の感覚とその原理原則、理論から判断できる視点を持ち合わせているということ。
医師免許、というわけではないため、医療行為はできないのですが、心理的な問題を解決するにはうってつけ、というわけなんです。
医師とセラピスト
セラピストは法律上医療行為はできません。
そのためお客様へのアプローチは肉体的にアプローチするのではなく、精神的な取り組みが多くなります。
なので、お客様に寄り添った解決法を見つけていくのがセラピストの役割。
それに対してお医者様は国から医師免許をもらっているので、投薬や治療行為など医療としての施術ができます。
なので、心理的な問題ではなく、脳が欠損している等の器質的な異常は医療行為のできる医師の方が適しています。
反対に、肉体的には健康だけれど精神的につらい状態が続くのであれば、セラピストの出番である、と言えるでしょう。
医師の1分診断とセラピストの1時間カウンセリング
このような状況であるため、即効性のある投薬治療ができるので医師による医療行為への評価は上がりがちです。
ですが、健康保険から資金的援助のもらえる投薬などの医療行為に頼りがちになってしまうため、根本的に心の奥底にわだかまっている原因を取り除くことを考える人は少ないのが実情。
3分診療で投薬してハイ終わり、というスタイルが一般的になりがちなのです。
全員がそう、というわけではないのですが、人間である以上、金もうけに走る人が出てきても不思議ではないでしょう。
それに比べて、セラピストは投薬や物理的な手術はできません。
だから、使える道具は「言葉」しかないため、いやおうなしに丁寧な診察をせざるを得なくなるので1時間くらいのカウンセリング時間を何度も持つことが必要になってくるのです。
それがかえっていい面もあり、お客さんの安心感につながったり、根本的な原因を見つけてそれを解消するという働きができる。
物理的な問題を解決するのが得意とするのがお医者様であって、精神的な問題の解決を得意とするのが、セラピスト、カウンセラーであると言えるかもしれません。
まとめ
すべてのことについて言えると思うのですが、決められたことを守って取り組むからこそお客さんからの信頼が得られる。
約束を破るような人が相手では、安心してセラピーを頼めないばかりか、信頼できないのが前提になるので心の底から全面的に安心して、精神的安定を得るのは難しいでしょう。
自分のできる範囲において、最大限の努力を尽くす。
それがセラピストにもお医者様にも求められている役割なのかもしれません。
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