心理カウンセリングやセラピーと心療内科(病院)との違いとは

こんばんは。

催眠を心理学で科学する、「催眠心理学」

ヒプノセラピー(催眠療法)のベレッツアです。

 

最近、インターネット掲示板に、

カウンセリングを受けたほうが良いか、病院に行った方がよいか悩んでいます。

という投稿を見かけました。

 

病院、心療内科とカウンセリングやセラピーとの違いって、あまりよくわかりませんよね。

だからこの疑問を持つことって、とても大切だと思います。

 

さて、心療内科とカウンセリングやセラピーとの違いはどのようなものなのでしょうか。

以下、その疑問に答えるために、違いをまとめてみました。

 

もしあなたが、心療内科とカウンセリングやヒプノセラピーとの違いが判らず、混乱しているなら、ぜひこの記事を読んでみてください。

どちらがあなたに適しているか、分かるようになるでしょう。

 

 

病院、心療内科の実態とは

基本的に病院はお医者さんです。

診察をして、薬を出して、その内容により点数評価されたものが病院の費用となります。

 

つまり、病院や心療内科は、向精神薬などの薬を出せるという強みはあるのですが、裏を返せば、薬を出すことで、儲けられるということです。

この形態をとっているので、病院、心療内科は、薬で症状を緩和できるので、診察にあまり時間を取りません。

 

診察は、症状や悩み事、できる事、できない事をざっと問診などにより調べていきます。

で、その結果によって、話しができるが、時によって言っていることが違う、ということから乖離性障害だと判断したり、客観的に物事は見ているが、同じ動作を繰り返すし、人の気持ちは分かっていないようだというところから発達障害だとか言った風に、DSM-5のような診断項目で点数化された結果により、病名を決定します。

 

ここにちょっとした問題があります。

落とし穴ともいうべきでしょうか。

 

例えば同じ動作を繰り返すという問題を持った人がいるとします。

ここで、日常の生活に支障をきたしていれば、精神疾患と判断しますが、日常の生活に支障をきたしていなければ、精神疾患とはならないのです。

 

ここで、病院のシステムをもう一度思い返してください。

薬を出すことで、利益が生まれるのです。

本人が困っていようが、困っていなかろうが、病人に仕立て上げれば病院は儲かります。

 

例えば、精神疾患かどうか見極める項目に、「質問してもすぐに答えが返ってこない」という項目があったとします。

確かに、疾患があればそうなりますが、いきなりの質問だった場合など、正常な人でも、すぐに答えることが難しいこともあります

 

このように、精神疾患がない普通の人でも、疾患と判断されそうな項目は何項目かあります。

そもそも、精神疾患と正常との境目はなく、どの程度どちらに傾いているか、ということで精神疾患があるかどうかの基準で判断される。

 

だからこそ、点数化して簡単に判断できるようになっているのですが、正常な人でも、捉え方、本人の答え方次第で、精神疾患と判断される可能性は十分あります。

そのどうとでもなるような質問と回答であるうえに、病院の利益が重なると、答えはどうなるかわかりますよね。

 

また、向精神薬は麻薬に近い物質、というか、麻薬。

この向精神薬は今の思い詰めた感情や状態を緩和させるものです。

 

だから、張り詰めた心を緩和するという効果がすぐに現れるという、即効性が薬の投与の最大のメリット。

少々狙いがずれた薬の投与でもプラセボ効果的な成果も期待することができるのも大きな特徴でしょう。

 

睡眠薬が最たるものなので、これを例にとってみましょう。

即効性があるため、薬を飲めば眠れるようになりますが、だんだん、体が薬の効果に慣れてきて、しだいに効果を得ることができる薬の量が増えていく、という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。

 

このように、病院の治療は、根本治療ではないため、薬が切れると再発します。

つまり、麻薬を継続的に投与され続けるということです。

 

このように、いまにも思い詰めて、自殺しそうな人などに対しては、病院の治療が効果的でしょう。

ですが、命に係わる状態ではないときに病院にかかることは、健康なあなたを病人に仕立て上げて、本当の廃人に導く道になってしまうかもしれません。

 

決して、すべての病院がそのような病院だと言っているわけではありません。

病院や心療内科の中にも、親身になって、病院を訪ねてきた患者に寄り添ってくれる病院もあります。

 

ですが、

  • 薬を出せば、すぐ回復したように感じられるので患者も喜ぶ。
  • 病気と判断すれば病院が儲かる。
  • 病気になったら、その患者は継続的に来院してくれる。
  • カウンセリングのように手間ひま、時間をかける必要がない。
  • 一度に大量の相談件数を処理することができる。

このような状態で、相談に来た人の立場を思いやり、忙しいながらも親身に対応できる医者がどの程度いるのか、あなたは、想像できますか?

 

 

心理カウンセリングやセラピーの実態とは

私たちセラピストは医者ではありません。

だから、医者や心療内科のように治療行為、投薬行為は出来ません。

 

ですが、心理カウンセリングやセラピーで依頼者(クライアント)が、心の中に秘められた困難な事象を解きほぐす方法は投薬行為と違った方法で乗り越えようとします。

(心理カウンセリングが悩みを解決できる理由参照>>こちら

 

この扱いが困難な事象によって生まれた行動(手を洗わずにはいられない強迫性障害など)を心理カウンセリング、セラピーでは薬物療法のように取り去ることはしません。

問題を取り去るのではなく、それを乗り越えるように導いていくのが、心理カウンセリング、セラピー。だからこそ、問題を克服することができる最良の方法なのです。

 

なぜなら、心の問題、悩みや苦しみを薬などで強制的に取り去ってしまうと、扱いの困難な事象は、より大きな障害、行動としてあなたの前に姿を現します。

その理由は、心の問題や悩み苦しみなどから生じている障害、行動はあなたを守ろうとして出現した代替行為、防衛反応だから。

 

その代替行為、防衛反応を、向精神薬を飲むなどの、一時的な処置で取り去ったら、その一瞬は良くても、次第にあなたのこころとからだを蝕んでいきます。

あなた自身を真もうろうとして噴出した障害が抑圧されてしまい、あなた自身を守ることができないから、より大きな鎧を探し始めるのです。

 

そして、その大きな鎧を身にまとってしまったら、さらに、強烈な反応が襲ってくるのは推して知るべしでしょう。

中には、その防衛反応を薬で取り去った人が喜んで帰った、その一週間後に訃報があったという話もあります。

 

扱いが困難な事象は、あなたにとってもそうなのですが、セラピストにとっても、扱いが困難な事象なのです。

心理カウンセリング、セラピーはあなたの話を聴くことを重視します。

(関連記事:心理カウンセリングの方法!心の問題を解決できる理由とは

 

だから、時間をかけて困難な事象に向き合おうとするし、あなたが話せる状態になるよう、時間をかけてゆっくりと、そして最大限に、守られた空間を創り出します。

そして、カウンセリングの場をあなたが困難な事象から解放される空間、自由になれる場所にしていくのです。

 

ところで、あなたは、いままでに、

  • 親に勉強しろと言われて、ムカッと来たことはありませんか?
  • また、先生に、校則を守れと言われてイラっとしたことは?
  • 同じ学生の風紀委員が正義の剣を振りかざして友人の校則違反をチクった時の印象は?

どれも、気分爽快、ハレバレした気持ちになる人はいないと思います。

 

普段の生活のこれだけ小さなことでも、当然のように反発を覚えます。

なぜなら、それらの「他の人からのアドバイス」とは、あなたがいままでしてきたこと、したことに対して「否定」する行動だから。

 

あなたの感じ方、考え方、そしてあなた自身の存在が「否定」されるから

だから、「イラッ」としたり、「ムカッ」ときたり、怒りを覚えるのです。

 

それ故に、カウンセラー、セラピストは、街角のお助けおばさんのようにアドバイスはしません。

あなたは、いままで、困難な事象を抱えながら、もがきながら、必死に生きてきたはずです。

 

そんなあなたに、カウンセラー、セラピストがアドバイスをするということは、あなたの感じ方、考え方、これまでの人生、その他あなたのすべてを否定することになります。

どれだけ役に立ち、客観的で適切なアドバイスでも、良くてあなたに無意味、悪ければ逆効果でしょう。

 

だから、心理カウンセリングを行う心理カウンセラーやセラピーを実施するセラピストは、

  • あなたから心を開いてくれることを待ちます。
  • あなたと一体となれるよう最大限の努力をします。
  • あなたが困難な事象を乗り越える力を手に入れるよう導きます。

 

それが、本当の心理カウンセリングであり、真実のセラピーなのです。

 

おわりに

以上、「心理カウンセリングやセラピーと心療内科(病院)との違いとは」についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。

権威の面、信用の面から言うとカウンセリング、セラピーより病院、心療内科の方を上と考えておられる方が多いと思います。

 

しかしながら、今見てきたように、どちらが上、とかどちらが下、といった議論、考え方は無意味です。

  • あなたが求めるものがどちらなのか、
  • あなたがどうなりたいのか、
  • どんなあなたになることが望みなのか、

その答えによって、医者を選ぶかカウンセラーやセラピストを選ぶか選択の基準となります。

 

また、その担当医、担当カウンセラーによっても、考え方、治療技量が異なるので、もし、「自分には合わない!!」と思うようなら、それは正しい判断。

一刻も早く違う対応を取ることをお勧めします。

 

そうしないと、元気なあなたでも、病人に仕立て上げられてしまうのですから。

ここで思い返してほしいのが、ヒプノセラピー(催眠療法)は、無意識と呼ばれれるあなたの精神世界に直接アプローチして、あなたの世界の中を歩いていくことで、心の問題、悩み、苦しみを解決していく方法。

だから、カウンセラー、ヒプノセラピストの解釈、考えなどは入り込む余地がとても少ない心理的アプローチの手法です。

 

だからこそ、困難な事象に近づくスピードを一気に早め、あなたの問題に直接働きかけるのです。

直接のアプローチだから、間接的アプローチより的確かつ迅速です。

 

即効性が高まるのは言うまでもありません。

催眠に抵抗のある方には普通のカウンセリングを行いますが、そうでなければ、ヒプノセラピー(催眠療法)をお勧めします。

 

あなたの心的外傷、ストレス、トラウマに立ち向かっていくその力を、早い段階から得ることができるヒプノセラピー(催眠療法)。

根源的な部分をあなたの力に変え、なおかつ即効性のあるヒプノセラピー(催眠療法)。

 

だからこそ、ヒプノセラピー(催眠療法)が心理カウンセリング、セラピーの中で最強なのです。

 

あなたが、困難な事象を乗り越え、

その経験を自分の力に変えていける、

そんな日が1日でも早く訪れることを心から願っています。

 

  ベレッツア 高橋

 

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