0に何をかけても0。食わず嫌いは何も知らない人のこと

こんにちは。

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

0に何をかけても0。

何も知らない人にどんなものを掛け合わせても、結果は出ません

 

だから、経験もせずに相手を否定する食わず嫌いは、なにも知らずに判断していることになります。

つまり、食わず嫌いとは、何も知らない人のことを指すのです。

 

何かあなたがやっていることを相手に伝えた時、頭ごなしに否定されたことはありませんか?

そんな経験せずにいきなり否定する人への対応はどうしたらいいのでしょうか。

 

0に何をかけても0

0に何をかけても0

この真理を理解するには、まず、0という概念を理解することが重要です。

 

0という概念は、インドで生まれ、その0という数字のおかげで数学が一気に進展しました。

今では、0という数字はなくてはならない存在であり、難解な数学はもとより、コンピューターの基礎になっています。

 

インドで見つかった0の概念は、ものの中身がないとか、心のよりどころがないなどという哲学的な要素のある数字。

そこに、10のように、11と9の間の数字を表す時に使われるプレースホルダーとしてしての0の役割も加わって、中国、中東に広まっていきました。

 

この0という数字は、何もないということ

そして掛け算とは、ある数字がいくつ集まっているかを表す数式です。

 

つまり、何もないものがいくつ集まってもそれは何もないということ。

少しわかりづらいので、「2x3=6」「2x0=0」そして、「0x3=0」を使って説明します。

 

2x3=6(掛け算とは)

2x3を見てみると、この掛け算の定義は、2つ入ったグループが3つあるということ

例えていうなら、2つのリンゴが入ったかごが3つあると、リンゴは何個あるのかということになります。

 

全部数えてみるとわかるのですが、この答えは、6つのリンゴなので、答えは6となります。

ちなみに、3x2となると同じ6という答えになりますが、3つのリンゴが入ったかごが2つあるとリンゴは全部でいくつありますかということになるので、ニュアンスが異なります。

 

2x0=0(0をかけること)

2x0とは、リンゴが2個入ったかごが0個あるとリンゴは全部でいくつあるかということ。

0個あるということは、何もないということ。

 

リンゴが2個入ったかごがないとなると、答えは0個。

つまり、リンゴが何個入っていようが、その入ったかごがなければ、その場のリンゴは0個なのです。

 

0x3=0(0に何をかけても0)

0x3とは、0個のリンゴの入ったかごが3つあるということ。

0個のリンゴが入ったかごとは、空っぽのかごのことです。

 

ということは、空っぽのかごを3つ集めた時のリンゴの数は、0個。

つまり、空っぽという意味の0に何をかけても0なのです。

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食わず嫌いとは何も知らない人のこと

ここで、食わず嫌いという人のことを考えてみましょう。

食わず嫌いとは、食べてみたこともないのに、その食べ物を嫌って食べないこと。

 

これが転じて、実際にある物事を経験したこともないのにその物事を否定する場合にも使います。

やったこともないのに否定する、そんな人の根源的な原因は、何も知らないというところ

 

何も知らない人のことを悪く言うわけではないのですが、ある物事について何も知らない人は恐怖を覚えます。

足のつかない海に浮かぶ時、いくら浮き輪を持っていても泳ぐことを知らなければ、恐怖でしかありません。

 

高い場所に架けられたつり橋を一度も渡ったことがなければ、見ただけでも恐怖を覚えます。

このように、経験したことのない初めてのものに対しては、未知なる恐怖が存在するのです。

 

だから、その恐怖を遠ざけるために食わず嫌いになるということ。

つまり、食わず嫌いな人は、何も知らない人のことなのです。

 

何も知らいない人のことは、何もないという意味の数字の0と同じ。

つまり、どんな言葉をかけても、答えは0、つまり、自分の中に入ってこないように拒否して遠ざけようとするのです。

(関連記事:記憶のメカニズムを心理学で解明する。~記憶の種類とは~

 

経験せずに否定する人への対応

食わず嫌いの人にどれだけ勧めてもその態度は変わりません。

経験せずに否定する人は、こちらから説得したところでその人なりの持論をくつがえすことはないのです。

 

いつまでも頑固に、0に何をかけても0を貫き通すのが食わず嫌いの人の特性

それでは、経験せずに否定する人への対応はどうしたらいいのでしょうか。

 

誰でも、はじめての経験というものは存在します。

その初めての経験をするかしないかは、その人の興味の傾向によって異なるもの。

 

あなたが、はじめて、物事を経験した時のことを思い出してみてください。

  • 初めて小学校の門をくぐって入学式に出た時
  • 中学校のクラブ活動の体験入部に参加してみた時
  • 初めて高校の受験を受けた時
  • 会社の入社試験に合格し、はじめて出社した時

 

こんなはじめての時には、いつも誰かが近くにいたのではないでしょうか。

初めてという恐怖を乗り越えるためには、誰かに手を引いてもらうことがとても重要。

 

0に何をかけても0ですが、0に何かを足すことはできるのです。

1でも2でもいい。0.1だってかまわない。

 

0に0.1を足すことに成功したなら、そこからは、かけた分だけ増えていくことになる。

0に何をかけても0ですが、誰かに手を取ってもらって、「はじめて」という0を乗り越えることさえできれば、かけた分だけ向上することができるのです。

 

ただし、ここで注意しなければならないのが、0にマイナスを足してしまうこと。

マイナスを足してしまうと、かければかけた分だけアンチになっていくので要注意。

 

また、食わず嫌いの中でも、何かしらの否定的な知識を得て、マイナス状態の人がいます。

そんな、マイナス状態の人は認知バイアスにより、マイナスの養分を吸って否定的な感情をどんどんと大きくしています。

 

そんなあなたの想いに対して根拠なく否定的な人は、相手にしないこと。

この相手にしないという対策が、相手との衝突を防ぎ、おたがいの利益を守ることにつながるでしょう。

(関連記事:ヒプノセラピー ~催眠療法のススメ~ あなたの脳と心に働きかける最強の心理カウンセリングとは

 

まとめ

以上、「0に何をかけても0。食わず嫌いとは何も知らない人のこと」をお伝えしました。

食わず嫌いは経験者から見ればとても幼い存在でその理論も浅はかな、何も知らない人のこと。

 

食わず嫌いの人が、0のままだと何をかけても0としか返って来ません。

だから、あなたが手を取って導いて、0の状態から脱出し、引き上げてみると良い結果につながる可能性が高くなります。

(関連記事:ヒプノセラピーは危険なのか。過去や前世のトラウマが再発した人へ

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