こんにちは。
神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。
好転反応とは、いったいどのようなものなのか、あなたは知っていますか?
この好転反応が起きることを知らずにいると、クライアントが良くなってきているのに、「自分のやり方はあっているのだろうか」と疑心暗鬼になり、セラピーが失敗してしまうかもしれません。
だから、好転反応とは、もし、あなたがセラピスト、特にヒプノセラピストなら、知っておきたい大切なこと。
なぜなら、好転反応とはお客さんであるクライアントが潜在意識の書き換えなどで回復傾向にあるときに自然と出てくる、普通の反応なのですから。
好転反応とは

さて、催眠療法などでクライアントが好転反応とはどのようなものなのでしょうか。
答えから言ってしまうと、好転反応とは、身体やこころが不健康で異常な状態から健康で正常な状態に戻るときに起きる反応で、一時的に調子が悪くなるなど、症状や病状が悪くなったような反応が現れること。
好転反応は、調整反応とも呼ばれている反応で、悪い状態から健康な良い状態になるときに起きる自然な反応です。
好転反応が起きるきっかけになるのは、マッサージや整体などの身体的に直接働きかけるリラクゼーションで起こることもあれば、ヨガなどの身体の運動と精神的な活動の融合で起こることもあります。
好転反応は身体的に回復するときだけでなく、精神的に回復したり成長したりするときにも起こる自然な反応。例えば、転勤や引っ越しで環境が変わった時や新たな職場で働き始めた時、また、これじゃいかんと一念発起した時などの潜在意識の書き換えがあった時に好転反応が起こることがあるのです。
また、この好転反応は、回復するときにはいつでもだれにでも起こるわけではありません。
身体が不健康な状態が普通になるくらい長い間慢性的に不健康であると、その状態でも日常生活に支障がないよう身体が動くようになってくるのです。
この「慣れ」を心理学では、適応といい、不健康な状態に適応してしまうと、健康に戻るための障害になってしまう。
なぜなら、不健康な状態は身体の機能の一部が低迷している状態であり、適応することとは、その周りの健康な機能も併せて機能を低下させて低いレベルで安定してしまっているから。
こんな時に、潜在意識を変えて気分も意識も細胞レベルまで活性化してしまうと、今まで動いていなかった分、急に動くことになるから調和がとれずうまく機能しなくなるのです。
そうすると、その細胞レベルで活性化された反動があなたの表面に現れようとしてくる。
細胞が活性化され、たまった有害物質が排出され、リンパ液や血液の流れが活発になっている証拠が好転反応なのです。
好転反応が続く期間は人によって異なり、短い人なら1日で終わります。ですが、長い人なら、健康に戻すことをあきらめるか、完全に健康に戻るまでずっと続くこともあるのが好転反応の難しいところ。
ですが、好転反応が起きるということは、回復できるだけの力をあなたが持っているという証拠であり、溜まっていた有害物質を排出している証拠でもあるのです。
好転反応で起きる4つの反応

好転反応は大まかに分けて4つの反応が現れます。
その4つの好転反応とは、次のような反応。
好転反応は、どの反応もリンパ液や血液が体中を駆け巡って、悪いものを身体の外に押し出そうとしている証拠。
この好転反応が起きた時、今まで継続していたカウンセリングを途中で中止していては、何をしていることかわからなくなってしまいます。
クライアントもカウンセリングをしてくれたあなたのことと、受けたセラピーの信ぴょう性について良く言うはずもないですよね。
そのためにも、好転反応が起きた時、どのような状況になるのか知っておくとよいかもしれません。
弛緩反応
弛緩反応とは、身体にだるさや眠気が襲ってくるような好転反応のことを言います。
この好転反応は、身体の力を抜いて血管を広げて血液をより多く流そうという働き。
また、寝ることで身体を休めていこうというようとしている好転反応ともいえるでしょう。
過敏反応
筋肉痛のような痛みや腫れ、発汗など、病原菌に対して抗体が反応しているような状況が現れる好転反応のことが過敏反応。
吹き出物がひどくなったりすることもあり、身体の中に溜まったものを押し出そうとする好転反応です。
血液やリンパ液で不要な物質を運んでいくので、体中を駆け巡ることを考えると、痛く名足晴れたりする好転反応は、考えてみると当然のことかもしれません。
排泄反応
尿の色が濃くなったり、便の匂いがいつもより強くなったりと、排泄によって不要なものを出そうとする好転反応が排泄反応。
直接的に排泄して出すというオーソドックスともいえる好転反応。
アーユルヴェーダによる治療を始めると、身体が排出しようとして、トイレに物凄い回数行くようになる人が多いですが、この好転反応が起きているといえるでしょう。
回復反応
頭痛や発熱、動悸など、風邪の初期症状のような好転反応が回復反応。
身体が回復してくると、細胞が活性化するので、今まで以上に敏感になり外界から多くの刺激を受けるようになります。
そのため、脳に入ってくる刺激はとても多くなるので、脳が情報過多になますから、頭痛が起こるのです。
血流を増やすことで心臓に負担がかかるから動悸が激しくなるという好転反応が起きるのです。
(関連記事:快適な生活を手に入れることができる「過ごし方」リストの秘密)
好転反応は潜在意識の書き換えでも起きる

身体が不健康な状態から健康な状態へと回復するときには、血流によって老廃物などの不要なものを排出しようとするのがわかります。
実はこの好転反応は、身体の回復だけでなく心の問題が解決しようとするときにも起きること。
心の問題を解決しようと潜在意識を書き換えた時には、今までの心の状態からストレスフルな状態へと移行します。
だから、クライアントがコンフォートゾーンから出ることでストレスが溜まっていくのです。
すると、身体に負荷が生じることになる。
これが、カウンセリングやセラピーでこころが健康な状態へと回復しようとしている時に起きる好転反応。
心の問題が軽ければ1日程度で解消したり、人によっては好転反応が起きないこともあります。
ですが、何年、何十年と悩み続けていた問題や、命や人生に関わるような大きな問題を潜在意識の書き替えで解決しようとすると、好転反応が起きることが多くなるかもしれません。
そんな時に、カウンセラーであるあなたが辞めてしまったらどうなると思いますか?
好転反応は収まるかもしれませんが、解決しようとした心の問題はいつまでもそのままです。
こんな時にカウンセラーがクライアントを放り出してしまうのは、職務放棄。
しっかりとクライアントの好転反応に対応していくことが重要ではないでしょうか。
(関連記事:潜在意識に働きかける効果とは!潜在意識を書き換えて簡単に新しい自分になる)
好転反応が起きた時の対応策

好転反応に対する対応策を、もうすでにあなたは知っているかもしれません。
ですが、クライアントに起きる好転反応への方策が一つでも増えれば、それだけ柔軟な対応ができるということになると思いませんか?
いくつか、好転反応がクライアントに起きた時の対応策をあげておきます。
心を扱う心理セラピスト、ヒプノセラピストとして、クライアントを放置して逃げ出すことだけは避けましょう。
はやく解決する
問題を解決してこころも身体も健康な状態になれば、好転反応は止まります。
好転反応を止める最高の手段は、早く問題を解決し、心と身体の健康を取り戻すことなのです。
クライアントに好転反応を説明する
心の問題が片付く時、好転反応が起きることをクライアントに伝えて理解を得ましょう。
そして、好転反応で老廃物、不要物が体外に排出していくイメージを持ってもらうとさらに、回復が加速します。
好転反応が起きることで回復に近づいていることに気付いてもらう
好転反応が起きることで回復することだと理解してもらえたなら、クライアントも好転反応を受け入れることができます。
好転反応は、つらく厳しいものがありますが、回復への道程だと思うことができれば、回復への力も湧いてくるはず。
そして、根本原因の解決に全力を尽くすようにしましょう。
好転反応が起きている元になっている事象、クライアントの問題の早期解決を目指しましょう。
スーパーバイザーに相談する
クライアントの好転反応がきつい時や長期にわたる場合など、あなた一人ではどうしても解決が無理ならスーパーバイザーを頼るのも一つ。
スーパーバイザーとは、あなたの心理療法に精通して助言を与えてくれる人のこと。
多くの場合、その時に師事している先生や師匠、尊敬する先輩などでしっかりとあなたに助言を与えてくれる人がスーパーバイザー。
スーパーバイザーならあなたの弱点も知っており、そのクライアントに対する対応策も適切に指示してくれるでしょう。
世の中には、色々な先生がいます。
やり方だけ教えて後は自分でどうぞという先生は、スーパーバイザーとして選ぶべきではないのかもしれません。
現代医学に頼る
この現代医学に頼る方法は、できたら避けて通りたい方法。
あなたの力では、ほんとうにどうしようもない時にだけおススメする方法です。
なぜなら好転反応は、回復している経過途中に起きるもので、悪いものを排出するためにあなたの身体が自動的に反応しているものだから。
この不要物を排出したり、身体を休めようとしている好転反応を抑えてしまうと、身体の中の不要な有害物質がたまったままになってしまう。
老廃物の排出を促すことの多い東洋医学はまだいいのですが、西洋医学は即効性がある分、好転反応にを強制的に抑え込んでしまう。
さらに、薬を多用することになるため、再び不要な物質をあなたの体の中に取り込むことになるからです。
好転反応を抑えると不要なものが出ていかなくなるうえに、薬によって不要なものが入ってきてしまう。そうすると回復するものも回復しなくなるかも。
どうしようもない時には頼るべきだと思いますが、最終手段としておくのが良いかもしれません。
(関連記事:アーユルヴェーダとは何か。ピッタ、ヴァータ、カパでわかるその効果)
まとめ

以上、「好転反応とは!セラピストなら知っておきたい潜在意識の書き換えで起きること」をお伝えしました。
好転反応は、不健康な状態から健康な状態への回復途中で起こる身体的な反応であり、必ず起こるとは限りませんが、大なり小なりあって当たり前の反応。
何も知らないクライアントは、好転反応が起こることでびっくりしてしまい、セッションの中止を申し出るかもしれません。
そんな時、しっかり対応できるようにしておくのがセラピストの役割ではないでしょうか。
好転反応を知らずにセラピストがあたふたしていては病気ではなくても病気になってしまいそう。
ヒプノセラピーや心理カウンセリングが危険だとかアブナイ、胡散臭いとか効果がないと言われることがないようにしておきましょう。
(関連記事:ヒプノセラピーは危険なのか。過去や前世のトラウマが再発した人へ)
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