アーユルヴェーダとは何か。ピッタ、ヴァータ、カパでわかるその効果

こんばんは!

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

あなたは、アーユルヴェーダとは何かという疑問に簡単に答えられますか?

アーユルヴェーダは単なるオイルマッサージではなく、インドの伝統的な東洋医学。

 

その上、アーユルヴェーダはそのあたりにある民間の医学書ではありません。

日常的な生活や哲学の分野まで含まれた人間の生きることに関して書かれたものなのです。

 

こんな複雑なアーユルヴェーダですが、簡単にアーユルヴェーダの本質を知るには、3つのドーシャであるピッタ、ヴァータ、カパを知ることが大切。

そうすれば、アーユルヴェーダとは何か、その効果はどんなものなのかを知ることができるでしょう。

 

アーユルヴェーダとは何か

インドに5000年前から続くといわれる医学書、「アーユルヴェーダ」

アーユルヴェーダは、古い医学の知識でありながら今なお現役の民間医学として使われている事実に興味が湧かないわけがないですよね。

 

医学書と言っても「アーユルヴェーダ」は東洋医学を基本としているので、西洋医学のような即効性のある薬を処方するわけではありません。

ですが、西洋医学では正常としか判断できない病気の直前の状態「未病」に対してもアーユルヴェーダは絶大な効果を発揮するのです。

 

未病とは、原因がわからず、

  • なんとなく調子が悪い。
  • 寝ても疲れが取れない。
  • 体力が落ち、食欲もない。

このように病気というほどでもないが、健康でもない状態のこと。

 出典:養命酒ホームページ

 

病気というほどでもなく、これくらいなら、休んだら回復する、寝たら治ると思いがちな状態が未病。

ですが、この状態を放っておくといつの間にか命を失うような状況になってしまっていることも。

 

ヒプノセラピーを行い続けていると、相談に来てくれたお客さんであるクライアントとセラピストの感覚がまじりあうような状況になることもあり、相手の気をもろに受けてしまうことがあります。

ポジティブな気であればいいのですが、相談に来るくらいなので、基本的にはネガティブ。

 

そのため、クライアントの気と自分の気が同調してしまって、油断していると体調を崩しがちになるのです。

そんな時に、体力を回復させるのにいいのが「アーユルヴェーダ」の教義なんですね。

 

さて、アーユルヴェーダとは、ギリシア・アラビア医学であるユナニ医学と中国医学と並ぶ世界3大威伝統医学の一つ。

アーユルヴェーダの根本的な理論は、3つのドーシャのバランスが大切であり、この均衡が崩れると、病気になるというもの。

 

アーユルヴェーダの名前の由来は寿命とか、生気とか、生命を意味するサンスクリット語のアーユスと知識とか学問、学びを意味するヴェーダがくっついたもの。

このアーユルヴェーダは医学だけの分野がかかれているのではなく、生活の知恵や生命科学、哲学に至るまでかかれており、このアーユルヴェーダを知ることで人間もしくは生命体について幅広く教えてくれるのです。

 

病気の治療と予防だけでないアーユルヴェーダ。

その目指すところは、人々が良い人生を送ること。

 

アーユルヴェーダの深いところでは、健康の維持・増進や若返りを通じて幸福な人生とは何か、不幸な人生と何かまで議論が及んでいます

何故kのようになったのかというと、アーユルヴェーダは一人の人が書いた本ではなく、健康に関していろんな知識を寄せ集めたものだから。

 

古典的な伝統医学ではありますが、インドでは、アーユルヴェーダの資格は医師の資格の一つとして扱われている国家資格。

アーユルヴェーダはインドで現代医学とならんで日常的に行われている医療行為の一つなのです。

 

アーユルヴェーダの3つのドーシャの特徴に見る心理学的要素

アーユルヴェーダの3つのドーシャとは、ピッタ、ヴァータ、カパの3つ

この3つのドーシャをアーユルヴェーダでは、トリ・ドーシャと呼び、三体液、三病素と呼んでいます。

 

あなたの身体は自然のエネルギーから作られている」アーユルヴェーダの考え方はこの自然のエネルギーを理解すると、その本質が見えてくるでしょう。

3つのドーシャのドーシャとは、不純なものとか病素という意味を持っており、このドーシャのバランスが崩れることで、あなたの身体に病気や体調不良など様々な変化をもたらします。

 

これらのドーシャはどのタイプということで一律的に決められるものではありません。

それぞれのドーシャの強弱により、あなたの基本的な身体の状態や、その日の体調や健康がわかるのです。

 

他の記事でドーシャの診断、見分け方をお話していますが、あなたの強いドーシャがわかったからといってそのドーシャだけがあなたを表していると思ってはいけません。

アーユルヴェーダでは、3つのドーシャの均衡を保つことが求められており、全ては調和であり、バランスなのです。

 

アーユルヴェーダで基本をなす3つの体質

アーユルヴェーダであつかうドーシャについて、人それぞれ、どのドーシャが強いのか、今、どのドーシャが弱いのか、そのドーシャの均衡がどう崩れているのかを見ていきます。

アーユルヴェーダで用いられている3つのドーシャはアーユルヴェーダによって、ヴァータ、ピッタ、カパと呼ばれる三つの体質に分けられ、それぞれ異なった特徴があります。

 

以前、ドーシャの見分け方をお伝えしたことがありますが、自分のドーシャが分かったところで、

あなた
そのドーシャっていったい何なの?

というのが理解できなければ、面白くないですよね。

 

では、さらにアーユルヴェーダの奥深く、3つの体質、ヴァータ、ピッタ、カパについて入っていくことにしましょう。

 

ヴァータタイプの基本的性質

ヴァータ体質の人の基本的な性質は、「変わりやすさ」です。さっきまで右から吹いていた風がいつの間にか左から吹き始めたというような風のエネルギーをイメージするとわかりやすいでしょう。

ヴァータタイプは大きさ、形、気分、行動、何をとっても、予想がつかず、型にはまりません。

 

この体質がつよい人は、一貫性がありません。身体のエネルギーは一気に噴き出しますが、持続性に欠ける傾向があるのです。

軽・動・速・乾・冷のイメージでとらえると良いかもしれません。やせ形で行動力があり、活発に話すタイプでしょう。

 

ドーシャ的には、体内の動きや、運搬、排泄に関する役割を担っています。

もう少し、詳しくヴァータタイプの特徴をあげてみます。

ヴァータの特徴

  • やせ形で太りにくく華奢な体
  • 軽快に動き、素早い動作
  • 不規則な食欲や消化。一日のうち一空腹になるのかわからない。
  • 食事を抜いたりして、生活習慣が不規則なことが多い。
  • 消化が良い日と悪い日がある。
  • 眠りが浅く夜中睡眠の途中で目が覚める。不眠症  毎日の就寝時間は不規則。
  • 熱狂、快活、想像力。興奮したり、絶えず変化することを好んでいる
  • 興奮しやすく、気分にむらがある。
  • 新しい情報をすぐに理解するが、忘れるのも早い。
  • 心配性
  • 便秘気味
  • 疲れやすく、頑張りすぎる
  • 精神や体のエネルギーが一気に噴き出す
  • 感情が爆発しやすいが、すぐにそのことを忘れてしまう。
  • 速足で歩く。

 

ピッタタイプの基本的性質

ピッタタイプの基本的な性質は、火と水が持っているエネルギーで変換の主体です。

鋭、熱、軽、液、移、油をイメージすると良いかもしれません。

 

ピッタタイプは中肉中背で筋肉質の人が多く、肌は暖かく柔らかくて赤いか黄色がかっています。寒さに強く暑さに弱い汗っかきの人が多いでしょう。

また、このドーシャは消化や代謝、温度維持、感覚、知覚、理解に関する役目を担っています。

ピッタの特徴

  • 野心家
  • 集中力が高い
  • 自信家
  • チャレンジ精神が旺盛でリーダーシップがある
  • 話し方は批判的なことが多い
  • よく食べる
  • 情熱的で知的
  • 怒りっぽい
  • 完璧主義になりがち

 

カパタイプの基本的性質

カパタイプの基本的な性質は、水と土に代表され、「落ち着きがあるゆっくり」なタイプ。

重、寒、鈍、油、滑、緻、柔、静、液、曇、粘というイメージでとらえると良いでしょう。

 

このカパタイプはのんびり、ゆっくり物事をこなすタイプ。

このカパというドーシャは安定性や構造を担っており、骨格や色々な器官、脂肪、そして免疫など、人体を作り上げている物質に関する役目を担っています。

カパの特徴

  • のんびり屋
  • 物静かで穏やか
  • 言動がゆっくり
  • 体力や忍耐力がある
  • 湿気に弱い
  • 睡眠が長く、どこでも寝ることができる
  • 安定志向
  • 貯金が得意
  • 安定性を求めるあまり執着心が強くなることも

 

アーユルヴェーダの効果をだすためにはバランスが大切

アーユルヴェーダで効果を発揮するためには3つのドーシャのバランスを取ることが大切です。

体調が悪い時や何かおかしいと思う時には、本来あなたが持っているドーシャのバランスと今のドーシャのバランスが崩れている時です。

 

このドーシャが変化するためには、あなたの周りのドーシャにまつわるものを減らしたり増やしたりすることが必要。

そのため、食べ物でドーシャをコントロールするか、環境をそのドーシャに合わせておくと、アーユルヴェーダの効果が大きく現れることになるでしょう。

 

たとえば、家の中を換気せずよどんだ空気のままいるとヴァータの性質が下がっていきます。

また、辛い物や油ものばかり食べていると、ピッタの性質が急上昇し、バランスを崩すことになるでしょう。

 

このバランスが崩れているから、体調を悪くして病気にもなる。

そこまでいかなくても、普段から肩こりがひどかったり、便秘がちだったりしたら、アーユルヴェーダを利用して、ドーシャのバランスを変えていくことが必要なのかもしれません。

 

規則正しい生活をしていると、身体が健康になり、肌がふわふわになっていく。

アーユルヴェーダの効果とは、あなたが無理して生きているときに、本当の意味で身体を休めることができることなのです。

(関連記事:生きるのが辛い。仕事で生きることに疲れた時のたった1つの対処法

 

まとめ

以上、「アーユルヴェーダとは何か。ピッタ、ヴァータ、カパでわかるその効果」をお伝えしました。

アーユルヴェーダで効果を表すには、あなたの持っているドーシャを知ること。そして、現状のドーシャの状況を知り、あるべきドーシャのバランスに戻していくことです。

 

アーユルヴェーダは、油を使いまくるマッサージではなく、インドに伝わる伝統医療。

そんなアーユルヴェーダの効果は、あなたの身体を癒し、本当の意味でこころと身体を休ませることができるということです。

(関連記事:催眠と心理学とアーユルヴェーダ!ヴァータ、カパ、ピッタの診断はこちら

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