こんにちは。
催眠を心理学で科学する「催眠心理学」
神戸ヒプノセラピー、催眠療法ベレッツアです。
さて、あなたには嫌な思い出はありますか?
そんな嫌な思い出を忘れたい、とそう思う人に、とっておきの方法があります。
実は催眠術があなたの忘れたい記憶を消す方法。忘れたい記憶があるあなたにとって、最高にフィットした技術。
忘れたい過去をきれいさっぱり忘れることができる催眠術について、記憶の成り立ちからお話ししましょう。
記憶の3ステップ

嫌な記憶も、楽しい記憶も、思い出すまでには3つのステップがあります。
そんな記憶についてお話していきます。
3種類の記憶
まず、忘れ去りたい嫌な思い出をなぜ思い出してしまうのか、その記憶の仕組みについてお話ししましょう。
実は、記憶には、感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3種類があります。
この分類は記憶としてあなたが覚えている時間による分類で心理学に基づいた分類。
感覚記憶とは、視覚や聴覚など、感覚的に得られる情報でシック的なものだと0.1秒~0.4秒、聴覚的なものだと3~4秒ほどですぐ忘れてしまう記憶。
今朝、あなたが出勤や通学ですれ違った人の顔なんて、ほとんど忘れているのではないでしょうか。
この感覚的で瞬間的しか覚えていない記憶が感覚記憶。
その中でも、知り合いに会ったりして、数分間覚えていられる記憶が短期記憶と呼ばれます。
短期記憶は、感覚記憶のうちあなたが興味を持って気になったことが強化され、もう少し記憶時間が伸びて短期記憶になるので、元々は、視覚や聴覚などの感覚記憶。
そしてこの短期記憶を何回も思い出したり、口に出していったり、していると、しっかりとあなたの記憶に刻まれれることになるでしょう。
そんな忘れられない記憶が長期記憶。
嫌な思い出を忘れたいからと何度も思い出していたら、余計に長期記憶としてあなたの頭の中から抜け出さないということですね。
記憶の3ステップ

そして、記憶が覚えられて使われるのは3つのステップを通ります。
その3ステップを順番に見ていきましょう。
まずは、「記銘」。
あなたのこころの中、つまり意識に取り込むことが記銘です。
そして、「保存」。
あなたがこころの中に取り込んだ情報を整理して心の奥底にしまう作業。
最後に「想起」。
想起とは、あなたのこころの奥に保存された「記憶」という情報を思い出すこと。
これらが、記憶の仕組みです。
では、次に、嫌な記憶や消し去りたい思い出を忘れることとはどういうことなのか見ていきましょう。
(関連記事:心理カウンセリングって効果があるの?セラピストが悩みを解決する理由とは)
嫌な記憶、消したい思い出を忘れることとは

嫌な記憶や消したい思い出を忘れるには、記憶の3種類の記憶のうち、長期記憶にまでさせないこと。
つまり、覚えてしまわないことが良いことがわかりますよね。
そんな時は、記憶の3ステップの鎖を断ち切ればいい。
記憶として記銘され、保存され、しっかりと潜在意識、無意識に記録されてしまったとしても、想起されなければいいのです。
その想起させない方法が、催眠術にあります。それでは、つぎに、その催眠術についてみていくことにしましょう。
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ヒプノセラピーで使っている催眠術について

ヒプノセラピーで使っている催眠術は、ほとんどがリラックス法による催眠術。
ゆったりと想像を働かせるためには、リラックスした状態で行う方が望ましいから。
他の方法でもかかりますが、催眠術に慣れていない最初のうちは、リラックス法が一番よいでしょう。
催眠状態になるまで、少し時間が必要ですが、催眠状態を知らない相手、かかったことのない相手にかけるには、しっかりとリラックスして、意識を集中させることで催眠状態に入ることを理解してもらうためです。
催眠状態を知らない相手に、いきなり手を引っ張って、催眠に入れといっても、ほぼ100%催眠には入りません。
そんな人と反対にすぐに催眠状態に入る人は、何度も催眠状態に入ったことがあって、信頼が深まっている相手であることが多いですね。
そして、催眠術に入った後は、あなたに暗示をかけていきます。
その暗示の内容はあなたの状況に合わせて作り上げた暗示。
催眠状態にあって、あなたに必要な暗示だから、あなたに受け入れられて、あなたの無意識に刻み込まれるのです。
その無意識に刻み込まれた暗示があなたの考え方の基準を作っていきます。
他にも、イメージを使ってあなたのこころの中に眠っている自分で自分にかけた暗示をほどいていく方法があります。
この方法は、イメージを使って、あなたの無意識に刻み込まれた暗示をあなたがコントロールしていくことに関して同じ仕組み。
そして、退行催眠や、前世療法においても、理論は同じで、そのイメージをぐっとあなたの昔の記憶にさかのぼって、与えられた暗示をほどいていく仕組み。
催眠状態に入って、暗示によってあなたの無意識にアプローチしていくのは、同じといえます。
それでは、催眠術であなたの忘れたい記憶を消す方法はあるのでしょうか。
その記憶を消す方法についてみていきましょう。
(関連記事:最古参「ヒプノセラピー(催眠療法)」と最先端「認知行動療法」の共通点とは)
催眠術であなたの忘れたい記憶を消す方法

催眠術であなたの忘れたい記憶を消す方法はどのようにすればいいのか。
あなたの無意識に刻まれた記憶は、記銘で取り込まれ、保存で保持され、想起で思い出されて、意識の中に昇ってきます。
この理論を使うと、どうすればいいのかが見えてくる。
記憶を消すことにつながる結果を得ることができるのです。
嫌な記憶を無意識に保存しない。
すでに、記銘され、保存されてしまった記憶を消すことは、脳に刻まれた、情報なので、催眠術で消すことはできません。
ただし、記憶として取り込まれたものを無意識に保存しないことは、催眠術を使わなくてもできます。
それは、繰り返して思い出さないこと。
短期記憶としてなら、すぐに記憶から消えていき、しばらくすると忘れることができます。
恋愛で別れてもすぐに次に行くことができる人は、このようなテクニックを使っていると言えます。
忘れるには思い出さないことが一番ですね。
保存されてしまった記憶の意味付けを変化させる

嫌な記憶を保存してしまったら、どうすればいいか。
それは、あなたの無意識に保存された記憶の意味付けを変化させればいい。
そうするには、記憶の意味ネットワークの鎖をつかって、マイナスイメージにつながっている記憶をプラスイメージに繋げることで出来ます。
つまり、あなたの保存された記憶の意味付けを変化させればいいということ。
これができるのが催眠術、ヒプノセラピー。
恋愛でわかれた時に、もう思い出したくない、そう思うような記憶でも、良い思い出だと思うようになれたら、いいですよね。
このように催眠術に入って、暗示で、意味付けを変えていくことで。
そうやって、嫌な記憶を消して、良い思い出に変えていくことができるのです。
(関連記事:人為的に嫌な全ての記憶を消す方法!トラウマ克服方法ヒプノセラピー)
まとめ

以上、「嫌な思い出を忘れたい人へ。催眠術であなたの忘れたい記憶を消す方法」についてお伝えしました。
催眠術で、記憶を消すことはできませんが、記憶の意味付けを変えることはできます。
つまり嫌な記憶でも、良い記憶に変えていくことができる。
それが、ヒプノセラピー、催眠療法なのです。
(関連記事:ヒプノセラピーの効果とは!催眠術を使った心理カウンセリングの方法)
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