こんにちは。
神戸ヒプノセラピー、催眠療法ベレッツアです。
さて、あなたは、忘れてしまいたい嫌な記憶・トラウマなどはありますか?
人は、生死の問題にかかわったり、死ぬかもしれないようなとても怖い出来事や、本気で信用していた相手に裏切られたりすると全ての記憶を消したいと思うようになります。
このようなあなたの嫌な思い出を、全ての記憶を消す方法があるのでしょうか。
実はその答えは、ヒプノセラピーが知っています。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法があるのなら、いったいどのような方法なのでしょうか。
そして、その答えを知っているのがヒプノセラピーなら、簡単に、トラウマを克服できる方法になると思いませんか?
人間の記憶のメカニズムとは
さて、あなたのこころの中に残っている記憶、楽しかった思い出、苦しかった経験、消し去りたい過去などを振り返ってみましょう。
普段は忘れているような記憶でも、ひとたび何かのきっかけがあると、噴水のように湧き上がってきます。
これらの人間の記憶のメカニズムとは一体どのようになっているのでしょうか。
その色々な人間の記憶について、まずは見ていくことにしましょう。
記憶がある場所
それでは、記憶がある場所についてお話していきましょう。
最初に少し考えてみて欲しいのですが、あなたの記憶はどこにあるとあなたは思いますか?
とか
とかいった声が聞こえてきそうですね。
この記憶がある場所を「記憶の座」というのですが、その記憶の座は、実は、脳の海馬という部分の中に蓄えられ、その後整理整頓されながら大脳皮質にしまわれていくのです。
あなた自身の感覚としては、その記憶は脳にあるというより、あなたのこころの中にあるように感じられるでしょう。
そして、そのこころの中には、あなたの表面に出てきている意識と、潜在意識である無意識とがあります。
今考えている事やすぐ忘れてしまうようなことは、意識の部分で覚えているのですが、いつまでも忘れられないような記憶は、無意識の領域に格納されています。
この意識と無意識の関係は、パソコンのメモリとハードディスクの関係。
少しだけ覚えておけばいい記憶は、メモリである意識上で処理されるのですがすぐに忘れてしまいます。
ですが、忘れられないような記憶は、ハードドライブに取り込まれた情報。
普段は心の奥底に隠れており、すぐには出てきませんが、思い起こすきっかけができるとすぐに意識に現れます。
また、無意識に取り込まれた記憶は、あなたの人格や性格を作り上げていく情報源。
なぜなら、深く深刻な考え事をしたり、じっくりと内容を吟味するようなときは、普段使わずに無意識に格納されている記憶をたどることになるからです。
あなたこころの奥深くにしまわれた記憶は、その周囲の記憶とともにあなたの意識に浮かび上がってくる。
例えば、「海」を思い出すと同時に、子供の時に親と一緒に楽しく波打ち際で遊んだ記憶も一緒に思い出すように。
そうなると海は楽しいものだというあなたの信念になるのです。
逆に、溺れた人を見た記憶や最愛の彼女と別れた記憶があれば、「海」=冷たい、悲しい、恐ろしいといったあなたの考えが作られることになる。
普段はあなたの無意識の奥にしまわれているいろいろな情報が芋づる式に浮かび上がるから、無意識にとどめられている記憶は、あなたの人格や性格になるのです。
(関連記事:なぜ、今、ヒプノセラピー(催眠療法)なのか。)
記憶は繰り返すことで強化される
記憶は、思い出したり、そのことについて深く考えたりと、その記憶に触れることを繰り返すことでより深く強化されるようになっていきます。
あなたが消し去りたいと思っている記憶も、何度も思い出し、繰り返してそのことについて考え、その時の感情を再現しているのではないでしょうか。
このように繰り返していると、記憶を消すどころか、反対に強化されていき、いつまでも記憶の中に留まり続けています。
反対に期末試験のために覚えた数学の公式など、おそらく今は記憶から消えているはず。
このように、記憶を消す方法を探しているあなたは、認知心理学的に真逆のことをしているのです。
記憶を消す方法は、実は、その記憶に触れないことなのです。
記憶の流れ、認知機能とは
それでは記憶はどのようにされているのかについてお話ししましょう。
記憶の一連の流れは、心理学的には「認知機能」といいます。その認知機能の流れは次のとおり。
- 見たり聞いたりした情報をあなたの意識に取り込む「記銘」
- 記銘されたその情報を記憶し覚えておく「保持」
- その保持された記憶を思い出して意識レベルに引き上げてくる「想起」
記憶は、認知機能であるこの「記銘」、「保持」、「想起」の段階を経て思い出されるのです。
記憶の種類
さて、記憶の種類もすぐ忘れる記憶やいつまでも覚えている記憶など多くの種類があります。
記憶と簡単に片づけてしまいがちですが、その種類を見ていくと、実に様々な記憶があることに気づきます。
その記憶の種類は、いくつかの分類方法がある尾ですが、心理学の分類に従って紹介します。
まず、目や耳、鼻や口、手触りなど感覚的な記憶については、感覚記憶としてあなたに認識される。
ですが、感覚記憶のほとんどは、不要な情報として切り捨てられ、忘れられます。
その中でも、あなたが必要なものとして注意を向けられた感覚記憶は、短期記憶としてあなたの意識に残ります。
そして、短期記憶の中でも、本当に強烈な印象付けをされたものが、長期記憶としてあなたのこころのハードディスク、無意識に蓄えられていくのです。
短期記憶は、何度も繰り返して思い出したり他の情報と関連付けておいたりすると、いつまでも忘れられない長期記憶になりやすいという特性を持っています。
また記憶の内容による分類では、自転車に乗ったり泳いだりする言葉に表しにくい記憶は手続き記憶、単純な知識である意味記憶とあなたの体験などに紐づいたエピソード記憶があります。
手続き記憶やエピソード記憶は一度記憶すると、なかなか忘れにくい長期記憶に分類されます。
全ての記憶を消す方法を知りたくなるような記憶は、長期記憶として保存されています。
だから、全ての記憶を消す方法は、かなり難しいと言えるでしょう。
記憶を呼び起こすシステム、意味ネットワーク
記憶を呼び起こす認知機能を早期ということはお話ししましたが、その時に使われるシステムが、意味ネットワーク。
この意味ネットワークとは、関連付けられた記憶がついになって思い出されてしまうというもの。
例えば、小さい時に親に殴られて育ってとても怖かったとします。
そんな時は、大人を見るとその怖かった時のことを思い出すかもしれませんし、その時にあった家具や部屋、薄暗い雰囲気やご飯の臭いなどにも反応して思い出すこともあります。
だから、全ての記憶を消す方法を知り、自分の意味ネットワークを活性化させたくないというように、無意識が働くから、あなたはあなたが持っている全ての記憶を消す方法を知りたくなる。
それでは、この全ての記憶を消す方法は、どのようにすれば、人為的にできるのでしょうか。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法
人為的に全ての記憶を消す方法は、ありません。
なぜなら、記憶をすべて消してしまうと、あなたは何も覚えていない代わりに、何も話せないし、何もできない、手を動かすことも、ご飯を食べることすらできなくなる。
あなたが大人の人間である以上、全ての記憶を消す方法は現実的にあったとしても、それを教えることはできないし実行することは不可能なのです。
そのかわり、一部の記憶を塗り替えることは可能。
その方法は、トラウマに結びつく意味ネットワークのきずなを断ち切り、新しいネットワークを作り上げればいいのです。
(関連記事:死生観の意味とは!生死観ではなく死生観であることには理由があった)
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法1:嫌な記憶を追い出す
人が生きていく上では、成功ばかりではありません。
必ずどこかで失敗することがあり、顔から火が出そうな恥ずかしいことや、思い出すだけで落ち込むような出来事もあるでしょう。
そんな嫌な記憶は思い出したくなくても、自然と出てくるもの。だから、人為的にすべての記憶を消す方法をもとめたくなる。
ですが、そんな時には、その記憶を切断してしまうのが、一番重要なポイント。
記憶というものは、心のうちにとどめておくほど強烈に印象付けられていくので、思い出そうとした瞬間に、「うるさい!あっちに行け!」と追い出しましょう。
いくら考えたところで過去に起きた事実は変えられません。やってしまったことは仕方がないので、人為的に嫌な全ての記憶を追いやって消す方法を使いましょう。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法2:イメージを思い出さない
記憶のほとんどは映像や音声、身体の感覚や感情などのイメージです。
嫌な思い出というと、その時の場面をリアルにまるでそこにいるかのように思い出すのではないでしょうか。
フルカラーの場面で声や音が映画のように再現され、その時に感じたことや考えたことがありありと思い出されてしまう。
そんな時に使える人為的に嫌な全ての記憶を消す方法はそのまま嫌な記憶の場面の映画を見続けるのではなく、そのイメージにぼかしをかけていきましょう。
カメラのピントをぼかすようにして、焦点をずらし、ギューと小さくしてポンッと放り投げる。
そうして、あなたが元気になれる音楽、楽しく歌え、心から楽しんで聞くことができる音楽を頭の中に流しましょう。
すると、意識がほかの方に向かい、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法が完成するのです。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法3:毒には毒を、イメージにはイメージを
今度の人為的に嫌な全ての記憶を消す方法はイメージにはイメージで対抗する方法。
まず目を閉じてみてください。そうして、キレイな流れの小川を想像してみましょう。
その小川の上に木の葉っぱでできた船があります。その船に嫌な全ての記憶を乗せてみてください。
イメージをイメージに重ね合わせるのです。
その嫌な記憶が乗った船は、小川の流れに乗って、遠くへ消えていきます。見知らぬ海に向かって消えていくのです。
そうすれば、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法が完成するでしょう。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法4:すべてを許す
相手が悪い、環境が悪い、自分が悪いなどと考えていると、いつまでも嫌な全ての記憶は留まり続け、消えてくれません。
なので、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法として、起こったことのすべてを許す気持ちを持つと良いでしょう。
嫌な記憶が甦った時には、「まあ、いいでしょう。」と大目に見てください。
全てを許すことができた時、あなたは神様のような気持になることができて、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法が完成するのです。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法5:過去に執着せず手放す
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法は過去に縛り続けられないことです。
忘れたい嫌な記憶はあなたにとって、とても納得のいかないことかもしれません。
ですが、それにこだわって前に進めないほど悩むなら、あなた自身にとってとてもマイナスであり時間を無駄にして、すごくもったいないこと。
問題は過去ではなく、今どうなのか、ではないでしょうか。
過去を問題視するのではなく、過去に会ったことと無理やり決別しなくても今この瞬間を変えることはできる。
なら、その過去を抱え続けるのではなく、手放すことが人為的にすべての記憶を消す方法につながるのです。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法6:対人関係を増やす
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法の一つに対人関係を増やすことがあります。
電話で特定の人と話をしていると他のことを忘れ、その話に集中することができるのではないでしょうか。
その時には、電話で話をしていることが人為的に嫌な全ての記憶を消す方法になっていませんか?
このように他の人と接触している時はそのことに集中し、人為的に嫌な記憶のすべてを消す方法になるのです。
だから、対人関係を増やしていけば、嫌な記憶が消えている時間が長くなるということ。
だから、対人関係を増やすことが、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法だということなのです。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法7:自分が自分の味方になる
嫌な記憶のほとんどは、怒りや傷心、悲しみ、恐怖や罪悪感が元になっています。
この感情を抑えるには、自分が自分の味方になること。責め続けていてはその感情、嫌なイメージから抜け出すことはできないでしょう。
だから、あなたがあなたの味方になってください。そしてよき理解者となってみましょう。
そうすることで、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法が完成します。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法8:視点を変える
嫌な記憶を思い出している時、そのことに一点集中していませんか?
だから、この一点集中を解くことが人為的に嫌な全ての記憶を消す方法につながるということ。ヒプノセラピーでいう解催眠の技術です。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法として、今、あなたの目の前の世界を見ている視点を変えてみてください。視点を変えるとは、例えば、楽しいことを考えてみたり、しなければいけないことを考えることです。
嫌な全ての記憶を振り返っているより、温泉旅行のことを考えたり、晩御飯の準備のことを考えたほうがよっぽど実用的。
いま、自分が考えるべきことを考えることで毎日が変わっていき、あなたの人生が大きく変化していきます。
これが、視点を変えて人為的に嫌な全ての記憶を消す方法です。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法9:性格を変える
これができたら苦労はしないといわれそうですが、あなた自身の性格を変えることができれば、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法になります。
人の心の機能の一つに防衛機制というものがあり、嫌なことがあるときに、別の性格に変わることができるのです。
その顕著な例が二重人格や多重人格。
このような精神病的なレベルにまでいかなくても、心の防衛機制を働かせることができれば、性格を変えることはいたって正常なこころの機能であり、誰にでも可能なこと。
ネガティブな考え方をする癖を持った性格から、楽天的な思考を持つ性格に変わることができたらどうなると思いますか?
悲観的に考える性格から、楽観的に見ることができる性格に変わることができたならどうでしょうか。
性格を変えることで人為的に嫌な全ての記憶を消す方法につながる。
新しい性格に変えることができれば、新しい人生を歩みだすことができると思いませんか?
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法10:スイッシュ・パターン(映像編)
嫌な全ての記憶は、イメージでとらえらえています。
だから、そのイメージを入れ替えてしまうことで人為的に嫌な全ての記憶を消すという方法がスイッシュ・パターン。
スイッシュ・パターンの方法はNLPと呼ばれる心理技術の一つで覚醒しながらも催眠療法と同じ効果を得ることができる心のコントロール法です。
- まず、嫌なイメージを思い出します。
- 次にその嫌なイメージを五感を使って完全に再現します。
- そのイメージが映像ならスクリーンに映し出しましょう。
- そしてそのイメージが映し出されたスクリーンをどんどんと小さくしていきます。
- そうしてどんどん小さくなったスクリーンは消えてしまうようにイメージするのです。
この方法は、ヒプノセラピーでも使う方法で、インナーチャイルドが持ち去ってくれるとか、イメージ療法で消え去ってしまうなどといったように使います。
ヒプノセラピーの技術はいろんなところで応用されているのです。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法11:スイッシュ・パターン(音声編)
次にスイッシュ・パターンによる人為的に嫌な全ての記憶を消す方法をお伝えします。
同じように、嫌なイメージを再現し小さくする方法です。
- まず、嫌なイメージを再現します。
- その音、音声、状況を完全に再現してください。
- その音がどこから流れてきていますか?スピーカーならそのスピーカーの音量を窓の外ならドアを閉めていき、どんどん音量を下げて小さくしてください。
- そうして小さくなった音はあなたの耳に届かないほど小さくなり、やがて消えていきます。
音量を下げるというイメージが難しいようであれば、音のスピードをどんどん下げていき理解不能で単なる音にしか聞こえない状態にしたり、音の高さを下げていく方法でも大丈夫。
このように、完全に再現した嫌な記憶を小さくしていくのがスイッシュ・パターン。
このスイッシュ・パターンは驚くほど効果があり、ハマると完全に記憶を消すことができる方法。
だから、とても強烈な人為的に嫌な全ての記憶を消す方法になります。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法12:記憶のとらえ方を書き変える
本来、出来事自身には良いも悪いもなく、ただ事実として起こった出来事にしかすぎません。
嫌な記憶は嫌だと思うから嫌な記憶であり、嫌だと思わなければ嫌な記憶ではありません。
起きたことに意味を与えているのは自分自身。
あなたが、その出来事に嫌な出来事であると意味付けているのです。
つまり、嫌な記憶を嫌という感情から切り離せば人為的に嫌な全ての記憶を消す方法になります。
どうすればいいのかというと、まず、嫌な記憶を紙に書きだします。すべて書いてしまいましょう。
次に、その嫌な記憶になった体験があったからこそ学べたもの、手に入れることができたものを書き出しましょう。
そして、最後に最初に書きだしたものを燃やしてしまい、その2番目に書きだしたものをずっと眺めてみるのです。
記憶は、触れる回数が多いほど鮮明に残るという性質があるので、この体験があったからこそ獲得できたもの、出来事に対する肯定的なとらえ方を毎日ずっと見続けることで記憶を書き換えることにつながり、嫌な出来事のとらえ方を変えることができる。
この方法が、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法になります。ただし、紙を燃やす時には火事にならないように気を付けておきましょう。
人為的に嫌な全ての記憶を消す方法13:嫌な記憶につながるものを処分する
人の記憶は連想ゲーム。嫌な記憶につながるものがあれば連鎖的に、嫌な記憶を思い出すことになります。
だから、嫌な記憶を連想させるものを処分してしまえば、人為的に嫌な全ての記憶を消す方法になるのです。
写真や人形などを捨てることに気が引けるという人は、お焚き上げ行っているところがあります。
どうしても捨てられないものがあるのなら、この神社で供養してもらえるお焚き上げサービスを利用してみるのもいいのではないでしょうか。
参考:捨てられないものを神社で供養する「みんなのお焚き上げ」
口が滑った時に人為的に嫌な全ての記憶を相手から消す方法
時には、口が滑って話してはいけないことを話してしまったことはありませんか?
そんな、「人為的に嫌な全ての記憶を相手から消す方法があればいいのに」って思った時に使える方法。
まず、話しをしていて口が滑ったとします。
もし、あなたが相手の雰囲気が変わったことを察知したなら、一気に前に話した話題に戻ってみましょう。
「そういえばさぁ、あの時はどうだったの?」とできるだけ前の話題で、なおかつ、相手が感情をこめて話をしなければならない話題が最適。
感情をこめて話をする時、人は思考回路が自然と全開になります。
人の脳は一度に2つのことを考えられません。
だから、感情的になることを話しているうちにそちらに意識が集中するようになり、口が滑った話題に関心を持つことができなくなるのです。
つまり、話題を変えることで口が滑って話した話題を相手の記憶から消す方法にできるということ。
前の話題に戻ったら、できるだけその話を感情的に話すように、促しましょう。その感情に相手が浸っている時間、昔の話題について話している時間が長ければ長いほど、口が滑ったことを記憶から消す方法になります。
これは、偽占い師や恋愛に長けた人が良く使うテクニック。
占いの結果を間違えた時に「そういえば、先ほどの悩みの件ですが、・・」と続ける占いを体験した人もいるのでは?
トラウマを克服する方法
トラウマは、そのトラウマがあなたのこころに根付いた原因があります。
だから、トラウマを克服する方法はその原因をトラウマに結びつけるのではなく、また別の、ポジティブなものに結び付ければいい。
そうすると、その原因が想起されてもネガティブなトラウマは深層心理の中に眠ったままになる。
トラウマ自身は、長期記憶となっているため、なかなか取り去ることは難しく、ほぼ不可能。
ですが、そのトラウマをトラウマではなくしてしまうことはできる。
そのトラウマを克服する方法が催眠術をつかうヒプノセラピーであり、催眠療法なのです。
(関連記事:記憶のメカニズムを心理学で解明する。~記憶の種類とは~)
ヒプノセラピーが全ての記憶を消す方法になる理由
なぜヒプノセラピーが全ての記憶を消す方法になり得るのか。
その理由は、催眠と暗示によって、無意識の中に作り上げられた意味ネットワークを書き換えることができるから。
あなたが手放したいと思っているトラウマに結びつけられた多くの長期記憶を別のつながりとしてつなげていけばいい。
それができるのが催眠術であり、暗示であり、ヒプノセラピーです。
(関連記事:ヒプノセラピー(催眠療法)とは)
まとめ
以上、「人為的に嫌な全ての記憶を消す方法!トラウマ克服方法ヒプノセラピー」についてお伝えしました。
結局のところ、全ての記憶を消す方法とは、あなたに不要なトラウマや恐怖体験などの不要な記憶を思い出さないようにすること。
だからこそ、意味ネットワークの組み換えが必要だし、根本の原因となった出来事の意味付けを変えていく必要があるのです。
それができるのがヒプノセラピー・催眠療法。あなたが必要とする時には、この心理カウンセリングの方法が大きな力となるでしょう。
神戸ヒプノセラピー 催眠療法ベレッツア
(関連記事:あなたの脳と心に働きかける最強の心理カウンセリング ~ヒプノセラピー~ 催眠療法のススメ。)
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