こんにちは。
神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。
「変わりたいのに変われない自分が嫌いだった。」
そう感じている人は少なくないでしょう。
変わるためには、いったい、どうすればいいのでしょうか。
その答えは、あなたが潜在意識レベルにかかえているものを変えていくこと。
心の中にある潜在意識の変化が必要なのです。
そんあ、潜在意識について正しく知ることができれば、あなたも自分を変えていくことができるようになるでしょう。
変わりたいのに変われない自分が嫌いだった。
あなたは、思ったように成果が出なかったり、成し遂げることができずに途中で挫折したりしたことは、ありますか?
こんなことが続くと、自分を変えたいと思うようになりますが、また同じようなことが起こることが多々あるのではないでしょうか。
そんなとき、変わりたいのに変われない自分が嫌いに。自然とそんな気持ちになってしまいます。
自分のことなのに、いつまでもダメな自分から抜け出せずにいつまでも同じ場所にとどまっていると、ダメな自分がクローズアップされ、さらに自分に対する自己評価が下がっていく。
「自分は、意志が弱いのではないか」、「能力がないのではないか」そう考えて、落ち込むことがありますが、その必要はありません。
なぜなら、自分が変われなかったのは、今まで正しい方法で出来ていなかったから。
自分を変える正しい方法とは、潜在意識を利用すること。
どういうことかというと「これをやらなくちゃ。」「もっと明るくなりたい」「積極的に行動できたらなぁ」なんて思ってあなたの表面の意識を変えるだけでは、うわべだけの自分を変えること。
煮物料理をする時も、表面にだけ味を付けていても、簡単にそのメッキははがれてしまいますよね。奥まで火を通して味がしみわたってこそ、おいしい煮物料理になる。
あなた自身を変えていくためには、上っ面の意識だけではなく、心の奥の潜在意識のレベルから変えていくことが必要なのです。
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潜在意識とは
潜在意識とはあなたの心の奥底に眠る意識レベルのこと。
普段、物事を考えたり、判断したりするのは表面の意識レベルであり、あなた自身が認識できる意識なので顕在意識と呼ばれます。
潜在意識とは、顕在意識のもとになる意識のことで普段は認識していない意識のこと。
たとえば、初恋の思い出など普段は全く思い出すことはありませんが、ふとした時に、まるで昨日のことのようにその時の感情や場面、やり取りや雰囲気などありありと思い出すことができるのではないでしょうか。
このように、潜在意識とは、あなたの記憶をしまっている意識レベルであり、表面の顕在意識から見るとそれは無限大に近い量。
顕在意識と潜在意識の関係は海に浮かぶ氷山の見えている部分が顕在意識であり、そのほとんどが海の中に沈んでいる部分が潜在意識。
このように意識は、見えている部分、自分が認識できる部分の顕在意識それがすべてと思いがちですが、その意識の本体大部分は潜在意識という見えない部分であり、かつあなたの意識を作り上げている中核となる部分が潜在意識なのです。
そして、潜在意識には、初恋の時の記憶のように、昔の記憶があり、その記憶はあなたの性格や人格を作り上げる基盤ともなっていきます。
どういうことか少し例をあげてみましょう。たとえば、初恋の相手に告白したらこっぴどくフラれてしまい、とてもあなたの心が傷ついてしまったとします。
そうすると、
- もう告白したらまたフラれるかもしれない
- 告白なんか二度としない
- 自分のことを好きになってくれる人なんかいないんじゃないか
- 自分は人を好きになってはいけない人間なのだ
- ・・・・・
などと思うようになり、恋愛に対して臆病になることがあります。
このように、あなたの記憶は、あなたの人生観や考え方、判断基準を作り上げる基礎となるもの。
そして、その記憶が眠る場所が潜在意識。
だから、あなたが変わりたいと思う時には、あなたの認識している意識、表面に出てきている顕在意識というあなたのうわっつらの部分うわべの意識に言い聞かせても仕方ありません。
そうでなく、あなたが変わりたいなら心の本体、潜在意識レベルから自分の意識を変えることが必要です。
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変わりたいのに変われない、潜在意識が変わらない理由
変わりたいのに変われないのは、潜在意識が変わらないから、ということがわかりました。
でも自分で変わりたいと思っているなら、それは、潜在意識にまで届いているのではないだろうか。
あなたは、そう考えるかもしれません。
実は、この状態は、あなたの想いは顕在意識レベルでの認知であり、潜在意識まで届いていないから変わることができないのです。
これを、心理学の世界では、恒常性の原理、ホメオスタシスと言います。
人間は、今までの状態から変わろうとしません。
たとえば、通勤や通学などで電車やバスに乗るときもたいてい同じ時刻に発車する電車やバスに乗ろうとするし、同じ席に座ろうとしますよね。
また、いつものスーパーまで買い物に行く道順も、ほぼ同じ道を通るのではないでしょうか。
このように、人は変化をすることはを嫌うという性質を恒常性、ホメオスタシスというのです。
恒常性は、もともと、医学用語で、病気やけがをした時に元に戻ろうとする力を指す言葉として使われていた言葉ですが、このように、自分の行動や気持ちを同じところに引き戻される現象を心理学でも同じ言葉を使うようになりました。
潜在意識は自分が意識できない部分だから、この恒常性の理論が働きやすく、変わりたいのに変われないことになる。
そしてそんな自分が嫌だったと思うようになるのです。
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変わりたいのに変われない時、どうすれば潜在意識を変え新しい自分になれるのか
変わりたいのに変われない時にはどうすればいいのか。
潜在意識を変えればいいとわかったが、どうすれば、潜在意識を変えることができるのか。
その答えは、あなたがコンフォートゾーンから抜け出すこと。
コンフォートゾーンとは、恒常性の原理から生まれる居心地のいい場所のこと。
人は、同じ状況にいれば決まったことをしているだけで何とかなるので、あまり考える必要がなく、とても楽。
だから今までと同じ場所、同じ行動、同じ考え方を取ろうとするのです。
これは人間に備わっている習性のようなもので、少しでも簡単に考えられるように思考のショートカットを作ろうとする。
この状況がコンフォートゾーンと呼ばれる場所。
人はあれこれと考えることがとても多いから、少しでも、考えないといけないことを減らして、もっと多くのことを考えられるように思考を巡らせるスペースを意識の中に確保しようとするのです。
だから、少しでも思考を巡らせるエリア、リソースを確保するために、今までに経験したことなら、その経験と同じ行動を取ろうとする。
だから、コンフォートゾーンから抜け出せなくて変わりたいのに変われない自分が出てくるし、自分自身の潜在意識に操られた変えたくても変えられない自分が嫌いになるのです。
では、どうすれば、あなたの潜在意識を変えられるのか。
それは、うわっつらの意識の奥に眠る潜在意識に語り掛け、納得させること。
たとえば、ちょっと心を落ち着かせてから、何か、あなたができるようになりたいことを思い浮かべながら「できる、私はできる、絶対できる。」、と10回言ってみてください。
それだけでも、できるようになりたいことが、できるような気になってきませんか?
これが催眠療法のテクニック。
自分の潜在意識に語りかけ、納得させてあなたの行動を変えていく手法が催眠療法。
ヒプノセラピーという催眠療法は、あなたの潜在意識に語りかける方法だから、うわべの顕在意識に邪魔されることなくしっかりとあなたの潜在意識を変え、思わず出てくる嫌な感情を取り去ったり、今までどうしてもできなかった行動をできるように変えていくことができるです。
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まとめ
以上、「変わりたいのに変われない自分が嫌いだった。どうすれば潜在意識を変えられるのか」をお伝えしました。
このように行動を変えていく手法は、コーチングスキルと呼ばれるテクニックにもつながるもの。
だから、催眠療法は、変わりたいのに変われない自分が嫌だったと思うあなたに絶好の手法。
簡単には変わらなかったあなたの潜在意識へ語りかけて、あなたが変わることができる方法がコーチングであり、ヒプノセラピーであり、催眠療法なのです。
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