ネガティブな感情や否定的な感情を持つあなたへ。5大ネガティブ感情の真実

こんにちは。

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

あなたは、ネガティブな感情や否定的な感情を経験したことはありますか?

ネガティブな感情、否定的な感情とは、怒り、悲しみ、恐怖、傷心、罪悪感。

 

そして、これらから生まれるあなた自身の行動を止めてしまう制限。

これらの否定的でネガティブな感情は、5大ネガティブ感情と呼ばれ、簡単にその感情に囚われてしまう上に、あなた自身の心の負担の原因になってしまいます。

 

これらは、5大ネガティブ感情を知ることで、解決策が見えることがあります。

そんな5大ネガティブ感情についてお話していきましょう。

 

ネガティブな感情や否定的な感情

ネガティブな感情や否定的な感情はうまくいっていないときほどあなたのこころに忍び込んでくるもの。

損なネガティブな感情、否定的な感情には5つの大きい感情があります。

 

それは5大ネガティブ感情と呼ばれ、怒り、悲しみ、恐怖、昇進、罪悪感

そして、この否定的な感情が原因であなたの行動を止めてしまう制限

 

この5大ネガティブ感情がなぜ湧き上がってくるのかというと、マズローの欲求5段階説から説明することができます。

マズローとは、アメリカの心理学者で、この理論は経済学にも応用されている理論。

 

この理論の大きなポイントは、「人間は自己実現に向かって絶えず成長を続けたいという欲求があり、それをもとに成長する」ということ。

この理論によると、低次元の欲求が満たされることで次の段階の欲求が生まれ、最終的に自己実現の欲求に結びつくというもの。

 

下から順番に、並べてみると次のようになります。

マズローの欲求五段階説

  1. 生きるための根本的な「生理的欲求」
  2. 身の安全を守りたい「安全欲求」
  3. 他の人と関わりたい、集団に属したい「社会的欲求」
  4. 自分の存在、価値を認めて欲しい「承認欲求」
  5. 自分の能力を発揮して活躍したい「自己実現の欲求」

 

そして、あなたが満たしたいと考えているこの欲求。それを手に入れることの邪魔をする者に対して防衛本能が働くのです。

野良犬がごみ箱を漁っているときに追い払おうとしたら、怒りをあらわにしてきますよね。

 

大切な人を失って悲しみを表現し、慰められることでのあなたの傷ついた気持ちを癒そうとします。

得体のしれないモノに対して、恐怖を感じ、近づかないことで自分の身の安全を図ります。

 

心が傷つけられ、自分の殻に閉じこもることで、さらに傷つけられることを防いで心を守ろうとします。

取り返しのつかない失敗でも、心の中でだけでも相手に許しをもらうことでわだかまりを解消しようとします。

 

このように、否定的な感情である5大ネガティブ感情の根本原因はあなたの身を守ろうとするもの。

そして、あなたの欲求を満たす邪魔をするものからあなた自身を守ろうとしている感情なのです。

 

ですが、これらの5大ネガティブ感情は、その根本が「守り」であるので、あなたの行動を極度に制限しようとします。

あなたの心と身を守るための盾が、あなたをあなた自身が作ったからの中に閉じ込めてしまうのです。

 

だから、否定的な5大ネガティブ感情を手放すことで、あなたの心が解放されて、楽に生きることができるようになるのです。

この否定的な感情やネガティブな感情を手放すには、心理療法、心理カウンセリングが有効。

 

診療内科で診察を受けると、立派な病名をもらうことができますが、治療と称して、薬をもらうことがほとんど。

即効性も疑わしい薬を飲み続けなければならず、根本的な治療とならないことが多いのが現実。

 

周りを見渡してみると「私は心理的な病気を持っているので・・・。」といって、ネガティブな感情を抱えながら生きている人って多くないですか?

あなたが、もし、本当の心の悩みの解決を願っているなら、その悩みの根本にある、ネガティブな感情、否定的な感情を手放して、心の重荷から解放されたいと思いませんか?

(関連記事:自分を知るための方法「メタ認知」とは!わかりやすく言うと・・・。

 

5大ネガティブ感情の真実

ネガティブな感情を知って否定的な感情を手放すことができれば、あなたを縛っていた制限を解きほぐすことができるでしょう。

ネガティブな感情を手放すことができるのは、なぜその感情が生まれるのか、その根本がわかった時

 

あなたの否定的な感情はあなたが作り出したものなので、あなた自身が解決することで最高の心の開放が訪れます。

それには、そのネガティブな感情を知り、その否定的な感情が生まれた原因に気づくことが大切。

 

その気付きに少しでも近づくために、5大ネガティブ感情についてそれぞれを詳しく見ていきましょう。

(関連記事:ヒプノセラピー ~催眠療法のススメ~ あなたの脳と心に働きかける最強の心理カウンセリングとは

 

怒り

怒りとは、攻撃によって、あなた自身を守ろうとする感情です。

怒りをあらわにし、相手を威嚇したり攻撃したりすれば、相手が近づいてこなくなります。

 

親や上司ががみがみと小言を言うことに対して怒りを覚えるのは、自分の存在を承認されることにつながらない。

また、自分が否定され、存在価値が無くなってしまう。

 

だから、子供が言うことを聞かなかったら親がいきなり怒り出すし、自分の思うようにならなかったらイライラする。

自分の考えに相手が納得しなければムカつくし、自分のやりたいことに反対されるとイラっとする。

 

あなたの欲求が退けられることを避けるため、攻撃によって、相手を圧倒して避けることが怒りの感情。

攻撃は最大の防御。これが怒りの感情

 

悲しみ

あなたは、思いっきり泣いてスッキリした経験はありませんか?

じつは、悲しみの後に続く涙は、ストレスを低減する効果があります。

 

これは、ミネソタ州にある病院でFrey二世博士が実施した調査の結果。

女性の85%男性の73%が阿弥陀を流した直後、泣く前よりも悲しみが減少したと答えています。

 

なので、フラれたとか、裏切られたとか、自分の想い通りにいかない時に、悲しい気持ちになるのです。

それで、自分が認められなかった、自分がそのグループに入れなかったという欲求の挫折を感じた時に、泣いてしまえばその感情を薄めることができる。

 

だから、その泣くための準備として悲しい気持ちになるのです。

うつ病などでなぜか悲しい気持ちになるというのは、自然にストレスを軽減するための自己防衛策が発動していると言えます。

 

恐怖

恐怖は自分に危害を与えるものに対して抱く感情

危険なものに対して恐怖を感じることで、恐怖を感じるものを避けるので、あなたの身を守ることができるのです。

 

夜や暗闇が怖いのは、大昔の自然とともに暮らしていた時代、暗闇にまぎれて、猛獣や毒虫が忍び寄ってきて生命に危害を与えてきたから。

得体のしれないモノに対して恐怖を感じるのは、どんな危険が潜んでいるかわからないから。

 

だから、暗闇の中では安心できないという恐怖が生まれるのは、本能的なもの。

他にも、ものや立場などを失う恐怖やDVで実際に体を傷つけられる恐怖、ナイフを首に充てられ殺されるかもしれない恐怖など、マズローの言う満たすべき欲求を失うかもしれないと思うことに恐怖を覚えるのです。

 

傷心

傷心は心が傷つくことであり、欲求を満たされないがために、自分の自尊心が傷ついている状態

この感情は自分が満たされない状態にあることについて何とか平常心を取り戻そうとしている時に起こる感情。

 

恋人にフラれたり、親友が言うことを聞いてくれなかったり、した時に起こる傷心は、相手のことを責めるようになると怒りに変化するし、自分が悪いと自分を責めるようになると、罪悪感に変わったり悲しみに変わったりします。

小さい時に親にほったらかされるという寂しさによってこころが傷つくとトラウマになってしまうことも。

 

原因に近い状態にあるネガティブ感情の傷心。

他の感情に派生し、より強いネガティブな感情になることもある感情です。

 

罪悪感

罪悪感は、自分が悪いと思い込み、その思いにとらわれてしまうこと。

人は常に、自分が正しいと思っています。

 

ですが、不可抗力にしろ、故意にしろ、自分が悪いことをしたという認識を持って相手を傷つけてしまうと、自分はただしいという気持ちと自分は間違っていたという気持ちの板挟みになります。

この相反する思考を解消するために、自分が悪いのだと思うようになることが罪悪感です。

 

罪悪感がさらに強くなり、他の方向に進むと怒りや、悲しみなどの否定的な感情に変化することもあります。

 

制限

制限とは、したいと思っているのだけどできないという感情。

例えば、

  • 人を好きになることができない
  • 他人を信用することができない
  • 友達を作ることができない
  • ニンジンを食べることができない
  • タバコをやめることができない

など、自分がしようとと思っていることがなぜかできないという感情です。

 

これは、ホメオスタシスという恒常性の原理が働いているため、生まれてくる感情。

いつもと同じことをしていれば大きな間違いは起こりませんが、普段と違うことをすると、一気に危険度が増すことになります。

 

  • 失敗するかもしれない。
  • 恥ずかしい目に合うかもしれない。
  • 馬鹿にされたらどうしよう。

そんな危険を冒すくらいなら、いつもと同じ枠の中で生活して、安全に暮らした方がいい。

 

こうやって、あなたが決めた枠組みから出ることができなくなっているのです。

これが制限という感情。

 

まとめ

以上、「ネガティブな感情や否定的な感情を持つあなたへ。5大ネガティブ感情の真実」をお伝えしました。

これらの否定的な感情は、その感情が起こった原因を見極めて、その原因に対するあなたの意味付けを変えてあげれば、ネガティブな感情ではなくなります。

 

どういうことかというと、得意先との商談で失敗したという出来事に対して「どうしよう。自分には才能がないのだ。生きていても仕方がない。」という意味付けをするのではなく、「次に同じ失敗をしなければいいのだ。自分のレベルアップにつながる良い経験になった。」と考えれば、一気に否定的な感情ではなくなるということ。

それでは、あなたの否定的でネガティブな感情が少しでも早く薄くなることを祈っています。

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