先入観にとらわれる。固定観念や偏見などの先入観を捨てることとは

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こんにちは。

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

先入観にとらわれることは、固定観念に縛られていたり、偏見など物事を偏ってみていたりと、マイナスの否定的なイメージが強い言葉。

そんな先入観にとらわれるとはいったいどんなことなのでしょうか

 

そして、固定観念や偏見などの先入観を捨てることとはどんなことにつながるのでしょうか。

先入観にとらわれることについてみていくことにしましょう。

 

先入観にとらわれることとは

先入観にとらわれることとは、物事に対してある味方に固執してしまって、固定観念から抜けられず、思考を拘束し他の意味を感じ取ることができない状態。

人は見た目が9割という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

 

これは、初対面の時に感じた印象や気付きがその後の関係に大きな影響を与えるということ。

髪の毛がぼさぼさでフケが肩に積もっている人に

 

この初対面で受ける印象がその後の関係に影響することは、あなた自身を守るための心理的な作用。

どういうことかというと、生物として、危険なものに近づくことは命を失うことにつながるから。

 

ライオンを怖いと思うことで、ライオンに食べられてしまうことを防ぐことができますし、赤ちゃんをかわいいと思うことで子供を育てていくことができる。

最初にあなたが感じたことが間違っていなければ、その第一印象ををころころ変える必要はなく、同じままで問題がないのです。

 

また、先入観とは、あなたの主観的な価値判断なので、一般的に認知されているのかどうかということは問題ではありません。

あなたがAさんを素晴らしい人だと感じていたとしても、あなたの友人はそのAさんに対して悪い印象を持つこともなあるのです。

 

その理由は、そのあなたが下した価値判断とは、今までの人生で得てきた知識や経験に基づく、主観的なものであるから。

あなたの先入観が、他の人との感じ方と同じとは限らないのです。

(関連記事:催眠術でコントロールする心の問題。無意識と意識の真実とは

 

人は見た目が100%

人は見た目が100%という現代女性の心理を描いた桐谷美玲さん、水川あさみさん、ブルゾンちえみさんが熱演するドラマ。

人は見た目が9割という言葉をもじったこのドラマで分かるように、ファーストインプレッション、第一印象はとても大事なこと。

 

その理由は、いちど根付いてしまった第一印象は、なかなかその枠から抜け出すことがでないから。

いちど相手に植え付けてしまった、あなたの印象はそう簡単に覆すことができないのです。

 

だから、「人は見た目が100%」なのです。

見た目より、中身が大事という声もあると思いますが、それは、見た目がよく相手と会話したり仕事をしたりしてわかること。

 

もともと、相手に対して好印象であるから近づいて、しっかりと話をすることができる。

生理的に受け付けないと思っている相手の考え方や言動をよく考えてみる気にもならないのではないでしょうか。

 

ちなみにこの「人は見た目が100%」というフジテレビのドラマに出演している桐谷美玲さんの大事にしている見た目とは、「清潔感」

この「清潔感」は、純真無垢、さっぱりして裏心を感じさせず、相手の気持ちを楽にさせる効果があるので、とてもすばらしい印象を与えることができるでしょう。

(関連記事:催眠と心理学でジョハリの窓を覗く

 

固定観念や偏見と先入観の違い

先入観と似た言葉に、固定観念や偏見という言葉があります。

いちど、あなたが作り上げた主観的な価値判断であるというところは先入観も、固定観念も、偏見も同じ。

 

ただし、先入観には、否定的な判断だけではなく、肯定的な判断も含まれます。

もともと持っている知識や経験などから、ほとんど考えることなく目の前にあるものの価値判断を即座にするという、あなたの判断の効率化に役立っているものが先入観

 

1+1をわざわざ指で数えなくても、すぐに、2と答えられるのも知識があるから。

さらに1+1を田んぼの田と答えられるのは、なぞなぞを解いたことがあるという経験があるから。

 

このように1+1の答えという先入観を持っていることで判断をすぐにできる、効率化できるという利点があります。

人は考える葦であるといわれるほど、多くのことを考えることができるし、たくさんのことを考えている生き物。

 

考えることがとても多いから、少しでも楽をして、他の思考にその能力を使おうとするのが人間なのです。

この知識や経験から考えることなくすぐに判断するという、思考をショートカットする能力が先入観なのです。

 

それと似た言葉の固定観念や偏見とは、その先入観がさらに強固になったもの。

固定観念はどちらかというと否定的な意味合いが強く、偏見に至ってはほぼ9割程度は否定的なものの見方で悪意の感じられる考え方。

 

それでは次に、時間的な観点で先入観を見てみると、先入観とはその価値判断をあなたが作り上げてからあまり時間のたっていない初期の段階において使われる言葉。

その初期段階における先入観に比べて、固定観念や偏見は、後々にまで影響を及ぼしている主観的な価値判断といえるでしょう。

 

それとは対照的に偏見は、その価値観ができてからすでにかなりの時間がたっていてもう動かないくらいに固まってしまっている状態。

固定観念に至っては、偏見よりもさらに時間が経過して、凝り固まった価値観、考え方なのです。

 

このように、第一印象でほぼ決まってしまう上に、その一度定まってしまった価値観は、時間がたてばたつほど、ドンドンと固定化されていく

この、さらに固定化されるという心理学の世界で確証バイアスと呼ばれる心の仕組みを見てみましょう。

(関連記事:記憶のメカニズムを心理学で解明する。~記憶の種類とは~

 

人のこころを支配する確証バイアス

人の感情や気持ち、想いや価値観は、一度定まると、それに関係する情報だけが見えてくるようになります。

カクテルパーティー効果とも呼ばれるこの心理学的な現象は、確証バイアスと呼ばれるもの。

 

確証バイアスとは、これだという確証を得た者に対して、その確証を肯定する証拠ばかり集めてしまうこと。

正常な判断をするには、客観的に物事を見るべきなのですが、主観的に見てしまい、自分の価値観や判断に反対するものを無視してしまうのです。

 

例えば、大好きな人ができたとしたら、その人の良いところばかり目について悪いところが見えなくなる。

あばたもエクボということわざがちょうどこの感覚を表しているでしょう。

 

また、あの人はダメだ、どうしても好きになれないというと、その人の悪いところばかり目につくようになる。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、という状況ですね。

 

このように、人はいちど思い込むとその思い込みと同じ情報ばかり集めるようになってしまう

これを心理学では、確証バイアスと呼びます。

 

この確証バイアスがあるため、人は見た目が9割となってしまい、固定観念や偏見がなかなか消えないということになる。

つまり、この心理的なシステムがこころの中にあるために、いつまでたってもものの見方や考え方を変えられない、先入観や思い込み、固定観念、偏見が生み出されるというわけです。

 

また、年を取ると、記憶する能力が徐々に下がってワーキングメモリという一時的に記憶して思考を行う領域が減ってきます。

すると、新しい物事を覚えていられず、物事を考える時に、古い知識や経験などを頼りに判断することが多くなってくる。

 

そうなれば、必然的に、先入観に満ちて固定観念に縛られ偏見に満ちた答えしか思いつかなくなってしまう。

この先入観から逃れられない流れが、高齢者が頭が固いとか、古いとか言われる原因。

 

この先入観は、一定の答えしか出てこないので便利なようで、完璧ではなく、時と場合によってはない方がいい

それでは、どうやれば確証バイアスを抑えて先入観を上手く使うことができるのでしょうか。

(関連記事:なぜ人は年を取ると自分がついた嘘を本当のことと思い込むようになるのか

 

不要な先入観を捨てることとは記憶の意味付けを変えること

不要な先入観を捨てることとは、どういうことなのか。

その答えは記憶のシステムにあります。

 

記憶のシステムとは、一つ一つの記憶同士が意味ネットワークという同じ系統の意味のつながりで結合されているとする認知心理学上の理論

例えば、リンゴというと、赤いとか、果物とか、シャキシャキしているとか、という記憶が思い出されます。

 

これは、それぞれがリンゴという記憶に関連する意味でつながっているもの。

さらに、リンゴ→赤い→サンタクロース→クリスマス→プレゼント→おもちゃといったように、次々と連想されるのが意味ネットワークです。

 

もし、このリンゴという記憶に意味付けされたものを変えることができたらどうなると思いますか?

たとえば、青リンゴのように。

 

すると、リンゴ→青い→若々しい→元気がある→活力に満ちている→明るい未来というように、まったく別のものにつながっていきます。

このように、記憶の意味付けを変えることができれば、あなたにとって要らない先入観を捨てることができるような気がしませんか?

 

ここで活躍するのが、ヒプノセラピー、催眠療法という心理療法

普通の一般的な心理カウンセリングでは、なかなかピンポイントで狙った獲物である、不要な記憶をしとめることができません。

 

ですが、催眠療法は、この記憶そのものに直接語りかけていく方法

狙った獲物は逃がさない。不要な記憶の意味付けを最短最速で見つけ出して変えていく心理療法。それが催眠療法の良いところなのです。

(関連記事:ゲシュタルト療法で感情を探るのは怖い?意味ネットワークでつながる感情の連鎖

 

まとめ

以上、「先入観にとらわれる。固定観念や偏見などの先入観を捨てることとは」をお伝えしました。

先入観とは、あなたの思考を最適化するためのショートカットであるがゆえに、間違った判断をしてしまう原因。

 

不要な先入観にとらわれることから脱出し、手放したい先入観を捨てることは、誤った判断を避ける唯一の手段

手放したい記憶を、その記憶の意味付けを変えていく一番良いよう方法とは、催眠を使ってダイレクトにその不要な記憶に語りかける催眠療法だと思いませんか?

(関連記事:ヒプノセラピー ~催眠療法のススメ~ あなたの脳と心に働きかける最強の心理カウンセリングとは

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