世界最強のお酒「スピリタス」なぜ最高度数のお酒の名前が精神なのか

こんにちは。

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

世界最強のお酒「スピリタス」。

このお酒は、現在世界中で生産されてるお酒の中で最高のアルコール度数を誇ります。

 

なぜ、世界最高のアルコール度数を誇るお酒の名前が精神という意味の名前なのでしょうか

スピリタスがspirytusであり、spiritusである理由はどこにあるのでしょうか。

 

世界最強のお酒「スピリタス」

スピリタスとは、ポーランドで作られるスピリッツのこと。

スピリッツとは、お酒の種類でもありますが、精神という意味でも使われます。

 

スピリタスのアルコール度数は96%の高アルコール度数の蒸留酒。

この高いアルコール度数は何度も蒸留を繰り返して作られるため、このように高いアルコール度数になるのです。

 

日本で作られる蒸留酒は焼酎や泡盛があり、薄めていない原酒はアルコール度数が高いお酒として売られていますよね。

日本では、ウイスキー、ブランデー、焼酎を除くエキス分2%未満の蒸留酒をスピリッツ類と分類していて、その中に、ウォッカ、ジン、ラム、テキーラなどカクテル・ベースとなるお酒が含まれています。

 

蒸留酒は、醸造酒を熱して、沸点の低く蒸発しやすいアルコールを気化させてそれを冷やして液体に戻し元のアルコール度数より高いアルコール度数にしたお酒。

蒸留することで、より純粋なアルコールになっていきます。純粋なアルコールだと、長期保存に適しているので、大航海時代には特に蒸留技術が重宝され一気に発展してきました。

 

スピリタスは、その蒸留の技術を使って、70回以上も蒸留を繰り返して作られます。

だから、スピリタスはこれだけアルコール度数が高いのです。

 

他のお酒だと、ここまで高いアルコール度数だと気化しやすくなるし、そのままでは飲むのにつらいので、水で薄めて販売されますが、スピリタスはその過程を省いて、高濃度のアルコール度数のまま提供しています。

スピリタスは薄められていない分、純粋で無垢だといえるでしょう。

 

スピリタスの研ぎ澄まされた危険性

なお、スピリタスはその上流で研ぎ澄まされたアルコール度数故に、消防法で危険物第四類に指定され、「火気厳禁」

引火性液体であり、危険等級はⅡに指定されています。

 

アルコールとしてとても揮発性が高く、引火性雰囲気を作りやすいので、火の近くに持っていくと簡単に引火します。

服にスピリタスをこぼして気付かずにタバコを吸ったら、あなた自身に火がつくことになります。

 

注意書きにも火気の近くで使用しないで下さいとか、冷暗所で保存してください、とあります。

取り扱いには十分注意が必要でしょう。

 

蒸留酒スピリタスはウォッカ

スピリタスはポーランドの蒸留酒であるため、ロシアの影響を大きく受け、ウォッカに分類されます。

ウォッカは、もともとロシアの地酒として飲まれていたようで、モスクワ公国の記録にウォッカの記載があります。

 

また、それ以前にもポーランドで穀物から作る蒸留酒が作られていたという話もあり、いつごろから作られていたかは明確ではありません。

19世紀に入るまではウォッカは雑な造り方をされていたようですが、連続式蒸留器が導入された後、クリーンで雑味が少ないウォッカの原型がロシアで誕生しました。

 

ウォッカが広まったきっかけは、ロシア革命。革命で亡命したロシア人が世界に散らばってウォッカを広めていったのです。

その後禁酒法撤廃後のアメリカでブレイクし、今では、ウォッカの最大の消費国がアメリカというのもなんだかおもしろいものがありますね。

 

ウォッカの語源はロシア語で蒸留した酒「ズィズネーニャ・ワダ(Zhiznennia Voda)」。生命の水という意味です。

時がたつにつれてズィズネーニャが略されて単にワダという名称になり、16世紀に愛称としてウォッカという名前になっていきました。なお、スピリタスの生産地ポーランドでは、ウォッカのことをWODKA・ヴォトカと発音します。

 

なぜ最高度数のお酒スピリタスの名前が精神なのか

 

スピリタスは生命の水という意味のウォッカ

蒸留酒は高温で熱して作る火のお酒と言われ、火で作られたお酒は人間の魂を働かせ、肉体を目覚めさせ、活力を与えます。

 

人の心に宿る精神は火のように燃える熱い想いがあると、スピリタスと同じように、人間の魂に響き働かせ、肉体を目覚めさせて、身体に活力を与えます。

その、最高度に蒸留され、研ぎ澄まされてたお酒、スピリタスがこころと身体に大きく影響を与える精神と同じ意味であることは単に発音が同じとして片付けられる問題ではないのではないでしょうか。

 

スピリタスが96%のアルコール度数を誇る世界最強のお酒が、最高度に純粋で強力な火の属性を持った研ぎ澄まされた精神と同一であると考えるのは自然なこと。

雑念の多い精神、信念の薄い精神、薄っぺらな精神、どれをとっても、力強く人生を進めそうにありません。

 

また、高濃度のアルコールであり、お酒なのに、とても火が付きやすいのがスピリタス。

精神も、純度の高い精神状態になると、周りの人にもその影響は及びやすくなります。

 

信念の強い人を見ていると、そうかもしれないと思いがちになりますし、想いが強く精神力が強い人がリーダー気質であることを見ても明らか。

火が付きやすい性質であるというところも、精神と同じ性質を持っているといえるでしょう。

 

このスピリタスのように、あなたの精神を純粋に研ぎ澄ましていくことで、世界最強と呼ばれることができるのではないでしょうか。

それが、世界最強のお酒、スピリタスがあなたに教えてくれていることかもしれません。

 

まとめ

 

以上、「世界最強のお酒「スピリタス」なぜ最高度数のお酒の名前が精神なのか」をお伝えしました。

スピリタスは蒸留して研ぎ澄まされたお酒であり、とても純粋で混じり気がありません。

 

精神も混じり気なく、純粋であればあるほどその力は強くなっていき、火がつくほどエネルギーが高まります

このように、スピリタスと精神は、とても似た性質を持っているのです。

 

あなたの精神は、強烈な純粋さを持つ蒸留酒スピリタスのように不純物を排除し蒸留を繰り返し純度を高めていけば強力なものに変わる。

精神のあり方をスピリタスというお酒が教えてくれているのかもしれません。

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