安心について前の座席に行かなければならない意味!スヌーピーの哲学

こんにちは。

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

安心について考えたことはありますか?

この安心とは一体何かを考えた時、漫画、スヌーピーでチャーリーブラウンが語った言葉が心に残ります

 

安心について語った時、前の座席に行かなければならないことになる、とはどういうことなのか。

「安心の意味はスヌーピーで知ることができる」というスヌーピーの哲学が有名なのは、現代文の教科書で取り上げられたから、ということだけではないはずです。

 

安心とは

安心とはいったいどのようなものでしょうか。

辞書的には、気にかかることがなく、またはなくなって、心が安らかなことであり、また、物事が安全でかつ完全であり、不安を感じないこととなるでしょう。

 

しかし、辞書的な意味ではなかなか感覚的に安全についてとらえることが難しいもの。

でも、アメリカの漫画、スヌーピーに出てくるチャーリーブラウンがそんな安全についてとても大切なことを伝えてくれています。

 

安心について~スヌーピーの哲学~

スヌーピーの中に出てくるチャーリーブラウンは子供ながらにして哲学者。

安心について、国語の現代文の教科書にも載ったこんな一コマがあります。

 

大きな木にもたれかかって話をしている小学校の中学年くらいのチャーリーブラウンとペパーミントパティ。

柔らかな草が生えている芝生の上でペパーミントパティがこう話しかけました。

 

「このごろのわたしって、なんでもくよくよしているみたい。安心って何だと思う?

その問いに対してチャーリーブラウンはこう答えます。

 

安心っていうのは、車の後ろの座席で眠ることさ。

君がお母さんやお父さんと一緒に車で遠くに出かけたとする。

 

その帰りに、夜になって暗くなってきても君は後ろの座席で眠ることができる。君は何も心配しなくてもいいんだ。

お母さんとお父さんは前の座席にいるし、心配事は全部引き受けてくれる。何もかも君の面倒を見てくれる。」

 

ペパーミントパティは安心しききってもう何の心配もないという表情でうっとりとして「本当に素敵ね」と答えます。

安心を心から感じられる素敵な一場面ですが、この話はここで終わるわけではありません

 

前の座席に行かなければならないという意味

安心に疑問を持って問いかけたペパーミントパティに安心を感覚的に教えたチャーリーブラウン。

ですが、チャーリーブラウンは次に安心について現実的な意味を伝えます。

 

「でも、これはいつまでも続かない。君は突然大人になる。

そしてもう二度とこういう風にはいかなくなるんだ。

 

突然それは終わり、君は二度と後ろの座席で眠れなくなる。絶対に。

これに対して、ペパーミントパティは「絶対に?」と問い返しますが、チャーリーブラウンの答えは、完全に、絶対。」という答え。

 

ペパーミントパティは、「私の手をしっかり握って、チャック」と言ってチャーリーブラウンを引き寄せます。

原文は1972年の8月に掲載されたスヌーピーの漫画です。

 

原文はこのような流れですが、高校の国語の教科書、現代文の教科書に載るときにはちょっと変化がくわえられています。

その変化とは、次の一文で、チャーリーブラウンの言葉として付け加えられているというところ。

 

「君が前の座席に行かなければならない日が来るんだよ。

もういない両親の代わりに君が誰かを安心させる側になるんだ。」

 

安心についてというスヌーピーのお話しですが、安心を知らない子どもにも分かりやすく意訳も含めて書かれているのでしょう。

このまま、東京書籍が作った本には、老年にとっての安心とはと続いていきます。

 

筆者の母が晩年になって、今日も昨日と変わらない生活が安心だったようだと綴られていました。

2004年から現代文の教科書に掲載されている文章であり、国語の文章としてふさわしい、特に良い文章だとされている証拠ではないでしょうか。

 

前の座席に行かなければならないという意味は、簡単なことではありません

またその時には、後ろで眠っていられるような安心感はないのです。

 

子供向けの漫画、スヌーピーですが、考えさせられるところが多い話。

いざ自分が前の席で運転することになって、本当に運転できているのか、子供は後ろの席で安心して眠ることができているのかと考えてみた時、心の中がざわざわしてくるのではないでしょうか。

 

スヌーピーとは

 

スヌーピーとは、ャーリーブラウンが飼っている白いビーグル犬

実はこの漫画の題名はスヌーピーではなく、ピーナッツなんです。

 

ピーナッツの作者はチャールズ・シュルツという人で、ピーナッツの主人公はチャーリーブラウン。

その友人や片思いの相手の話なんです。

 

その中に現れるのが白いビーグル犬スヌーピー。

だから、漫画の中ではスヌーピーが現れないまま話が終わることも多々あり、今回の安心についてという話もそう。

 

裏話ですが、奥さんによると作者のチャールズ・シュルツさんは、ほぼ、100%チャーリー・ブラウンだそう。

その周りの人間関係もチャールズさんの実際の人間関係の名前が多く、チャールズさんの自分の体験をそのまま漫画にしているのですね。

 

まとめ

以上、「安心について前の座席に行かなければならない意味!スヌーピーの哲学」をお伝えしました。

安心とは、前の運転手の全てを信じ切って全く心配することなしにすやすやと眠れる状態。

 

でも、時がたつとある日突然、そんな状況で練れなくなる。二度と後ろの席に座れなくなるのです。

あなたはもう、後ろの席の人が安心して眠れるような運転、できていますか?

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