前世療法と前世占いとの違いとは!前世を透視しない前世療法の真実

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こんにちは。

神戸ヒプノセラピー、催眠療法のベレッツアです。

 

催眠療法としての前世療法と前世を告げる前世占いとの違いをあなたは知っていますか?

ヒプノセラピストが前世療法を行っても、あなたの前世を透視するわけではありません。

 

前世療法が占いではなく、心理療法である理由がここにあります。

なぜ、前世療法が占いと違うのか、そして、心理的なヒーリング作用やこころの問題解決につながるのか見ていくことにしましょう。

 

前世療法と前世占いとの違いとは

前世療法も前世占いも前世を知るということに関しては同じようなものに感じるかもしれません

ですが、前世療法は心理的な問題を解決する手段としての心理療法の一つとして位置づけられています。

 

しかしながら、前世占いは、心理学どころか、科学の一つとしてもみなされることはありません。

それでは、前世療法と前世占いの違いはどこにあるのでしょうか。

(関連記事:前世を見る方法は時間を退行する前世療法。前世の記憶に原因を探る

 

前世占いとは

前世占いとは、占い師が、タロットカードや手相、氏名や生年月日、瞑想、その他いろいろな方法を使って、前世を見るというもの。

前世を見る時は、占い師が見るのであって、あなたが見るわけではありません

 

だから、占いによって示されたあなたの前世は、本当かどうか確かめようがありません。

占い師が言った前世をあなたが信じれば、あなたの前世であり、信じなければ単なる占い師の妄想になります。

 

ここで、大切なことは、占い師があなたに告げるということ。

占いによって知ることができる前世は、占い師が話すことがすべてなのです。

 

前世療法とは

さて、前世療法とは、ブライアン・ワイス博士という精神科医が広めた退行催眠の一つ

この退行催眠とは、催眠療法の一つで、催眠誘導によって催眠状態に入って年齢を退行する手法です。

 

催眠状態で年齢を退行すると、子供時代、幼児時代、赤ちゃんの時、お腹の中にいた時と、どこまでもさかのぼることが可能。

この時間をさかのぼり、その時に起こったと記憶している出来事を改めて振り返り、もう一度見直すことでその記憶の意味付けを変えて心理的な圧迫を取っていこうとするのが年齢退行であり退行催眠です。

 

この退行催眠をさらにさかのぼると、前世にたどり着くのです。

ここで、大切なことは、セラピストが告げた前世ではなく、あなたの記憶が生み出す前世であること。

 

 

ここで明らかなことは、他人の意志や経験、想像や妄想は介在せず、純粋にあなたの意志であるということ。

他人が作り出した物語ではなく、あなたの記憶が紡ぎだす世界を見ることができるのが前世療法なのです。

(関連記事:前世の記憶を思い出す前世療法はブライアン・ワイス博士の効果ある心理療法

 

前世療法と前世占いの違い

前世療法と前世占いの違いは、自分の記憶をたどるのか、占い師の知見に頼るのかということ。

前世療法は、催眠状態という一種のイメージを膨らませていくテクニックを使います。

 

そのイメージのもとになるあなたの記憶は、あなたの心の奥、無意識の中にしまわれていた記憶。

普段は意識の内側、潜在意識の底で眠っている記憶です。

 

なぜなら、記憶がないことについては、思い出すことはできないし、想像することもできないから。

人の想像力は、まったく知らない世界を、0の状態から作り出すことはできないのです。

 

つまり、前世療法でイメージとして出てくる物語は、あなたの記憶の一部であり、あなたにとっては真実として受け止めているものなのです。

だから、占い師がタロットや生年月日などからひも解く占いは、前世が本当にあったとしても過去のデータベースから導き出された推測でしかありません。

 

タロットが伝える前世、生年月日が伝える前世、という占いが教える前世と前世療法で記憶をたどる前世とは、まったく異なるものなのです。

さて、このような前世ですが、そもそも、前世は本当にあるのでしょうか。それを見てみましょう。

(関連記事:近所の川で花を咲かせる変わったハイビスカス。思い込みでも真実になる

 

前世は本当にあるのか

前世療法にしても、前世占いにしても前世を信じないという人がいます。

また、前世自体、本当にあるのかどうか確かめようがありません

 

その上、前世療法で見えた自分の前世も、人によっては、自分の前世なのかどうかよくわからないという人もいます。

ですが、あなたがその記憶を、その場面、その状況を引き出したということは変えることのできない事実。

 

前世であるかどうかということは問題ではなく、あなたの記憶が前世であると思っているところがポイントなのです。

つまり、前世があろうとなかろうと、あなたが前世と思っている記憶がある限り、前世療法は成り立つのです。

(関連記事:ヒプノセラピー後の変化とは。ヒプノセラピーで効果が生まれる理由

 

前世を透視しない前世療法が心理療法である理由

このように、前世療法では、前世を透視しません。

前世を透視するという占いとは一線を画するものなのです。

 

だから、前世療法が退行催眠の一つとしてみなされるものであり、さらに、心理療法の一つとして、みなされる

それでは、なぜ、この前世療法が心理療法のひとつであるのか、その理由についておはなししましょう。

 

たとえば、あなたの前世の記憶の中に過去世でいじめられて殺された記憶があるとしましょう。

その時のいじめられたという記憶について、単に、いじめられて殺された恨めしい記憶とすると、ネガティブな感情は消えません。

 

前世占いや前世透視ではここで終わります。

かわいそうな過去でしたね、こんな過去があったのですよと、それで終わり。

 

というか、前世占いではそんなに悲惨な過去はまず見えたとしても話さず、もっとポジティブな過去をあなたに話すでしょう。

たとえば、過去は王様だったとか、中世の騎士だったとか、といった風に言った方が受けがいいからです。

 

ですが、このいじめられて殺された過去があるというあなたの記憶が語った前世の物語について、そこからの学びを得ることが前世療法。

いじめられた相手を恨むのではなく、いじめられたことに対して、新しい意味を見出すのが前世療法なのです。

 

新しい意味を見つけ出せるのかどうかという点ですが、実際に催眠状態に入ればこれが可能になります。

なぜなら、催眠状態で解放される無意識の世界、潜在意識の世界はとてもイマジネーションに富んだ自由な世界だから。

 

ここに、ヒプノセラピストがこころの水先案内人としての真価を発揮する部分。

自分の見えたことやその場で感じた想いを伝える占い師ではなく、ヒプノセラピストが目の前の相手との心理的な場で活躍する心理療法家としての存在価値なのです。

(関連記事:催眠を使う心理療法、催眠療法の副作用。前世療法が危険になる時とは

 

まとめ

以上、「前世療法と前世占いとの違いとは!前世を透視しない前世療法の真実」をお伝えしました。

催眠療法でおこなう前世療法は、前世占いなどの前世を透視するわけではありません。

 

すべては、前世療法を受けに来てくれた方の記憶の中にひそむ前世と思っているものを引き出す手法。

あなたが見た前世を伝えるのではなく、自らの意識、こころの中から引き出す前世であるからこそ、相談者のこころの変化を生み出すことができるのです。

(関連記事:前世を見る方法は時間を退行する前世療法。前世の記憶に原因を探る

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